Complete text -- "フォーサーズシステム対応、新レンズ投入が決定。"

13 November

フォーサーズシステム対応、新レンズ投入が決定。

 今日の昼食時、今月3日の入間基地航空祭の当日朝、寝坊したという話を同僚としていました。

同僚「お前が寝坊なんて珍しいな。何時に起きたんだ?」
私「朝6時かな?おかげで、現地到着が開門ぎりぎりでさぁー」
同僚「それは寝坊とは言わん!

 同僚いわくは、「寝坊した」というものだから、起きたらもう午前半ばだったとか、そんな感じだと思ったのだとか。
 しかし、私の場合、オープニングには余裕で間に合ったのだから、同僚の判断では寝坊でもなければ、遅刻でもないそうで・・・。

 でも、今年は例年より1時間遅れたせいで、1,000人規模の行列のケツにつく事になったんだけど、それでも「寝坊」とは言わない?(^^;)

 では本題です。
 しばらく静か過ぎたフォーサーズ陣営(デジタル一眼レフの規格)に、ちょっとだけ動きがありました。

 欧州でE-400と同時に発表された、コンパクト望遠ズーム、「Zuiko Digital ED 40-150mm F4.0-5.6」が、今月23日から、日本でも一般販売されることになったそうです。

 オリンパス、コンパクトな望遠ズーム「ED 40-150mm F4-5.6」(デジカメWatch)

 「フォーサーズシステム」用のクラス最小・最軽量の望遠ズームレンズを新発売(オリンパスのニュースリリース)

 フォーサーズユーザー間では、「小梅」クラスとも呼ばれるレンズ()で、とにかくコンパクトなボディのE-400にあわせて作られたためか、そもそもこれがフォーサーズシステムとして狙った大きさなのか、名刺の長辺程度のサイズしかないレンズです。
 その上、重量も220gにしかならないそうで、とにかく軽くて小さく、扱いやすそうです。
 加えて、レンズのメーカー希望小売価格は、37,400円(税別)と、これまたお買い得価格になっています。

 反面、各所で書かれていたとおり、このレンズのマウントはエンジニアリングプラスチック製で、耐摩耗性が強化された材料が使用されているとはいっても、やはり金属よりは多少、強度が落ちる傾向にあるそうです。
 ま、多少強度が落ちるといっても、何万回というレンズ交換を行った場合に、ガタが来るのがちょっと早い、という程度のようですけどね(という伝聞情報。詳しいデータは見つけられませんでした・・・ ^^;)。

 なお、既にZuiko Digitalシリーズには、「Zuiko Digital 40-150mm F3.5-4.5」がラインナップにありましたが、こちらは小梅望遠の正式ラインナップ化に伴い、ディスコンになりそうです(メーカーの製品紹介ページから、姿が消えている!)。
 重くても大きくてもいいから、少しでも明るいレンズが欲しいという皆様は、今のうちに購入に走った方がいいかもしれません。

 ついでに、やっと来たか、という思いもありますが、Panasonicのフォーサーズ対応、光学手ぶれ補正内蔵レンズ、「Leica D Vario-Elmarit 14-50mm F2.8-3.5 ASPH.」が、12/8日から単体でも発売されるようです。

 「パナソニック、DMC-L1の標準レンズ「D Vario-Elmarit 14-50mm」を単体発売」(デジカメWatch)

 こちらはLeica+手ぶれ補正内蔵ということもあってか、お値段は157,500円と、ちょっと高めの設定です。
 Zuiko Digitalの中では、名実ともに標準レンズの位置にある、14-54mm F2.8-3.5とは実売レベルで2倍程度の価格になりますが・・・さて・・・(^^;)。

 なんにしても、「レンズが少ない」ことが弱みだったフォーサーズ陣営も、シグマの怒涛の新製品ラッシュ(秋発売のマクロレンズは、一時期入手困難になっていたらしい。現在の状況は不明)なども含めて、ずいぶん賑やかになって来たような気がします。
 3年前、私がE-1を購入した時と比べたら、選択の幅は確実に広がっており、今では十分、「安心して導入できるシステム」になってきたのではないでしょうか?
 (そういえば、3年前にE-1を購入した時は、チャレンジャーと呼ばれた気が ^^;)

 とにかく、2006年をもって、フォーサーズシステムの第1章は終了し、2007年からは第2章がはじまる、と公言されているだけに、次の一手が何になるか、ちょっと楽しみにしておきましょう。

)小梅クラス
 Zuiko Digitalレンズの、「Super high grade」「High grade」「Standard」の三クラスを「松竹梅」に見立て、Standardクラスの中でも、E-400と同時発表されたコンパクトなレンズを、「小さい梅レンズ」として自然発生的に付いた呼称。
 最初に言い出した人は、なかなか面白いネーミングセンスの持ち主だと思う。

 ちなみに、今後、「小さい竹クラス」のレンズが出たら、「笹」なんて呼び方は・・・ダメですか?>フォーサーズユーザーの皆様・・・。

23:02:00 | yo-ta | | TrackBacks
Comments

XJRR2 wrote:

プラマウント
EFレンズの中古でくたびれたのだと、リヤキャップが緩くなってしっかりはまらないことがありますけど、ボディに着ける分には別段問題なかったような記憶があります。
紫外線や水分による経年変化で強度が落ちるんじゃないかという不安はちょっとだけありますけど。
ボディ側マウントにプラ使うと、重量級レンズでたわむので画質に影響あるらしいです。
11/14/06 20:50:41

yo-ta wrote:

まあ、強度的にはそれほど心配はいらないようですね>プラマウント。

>ボディ側マウントにプラ使うと、重量級レンズでたわむので画質に影響あるらしいです。
わかる気が(^^;)。
まあ、今の所、E-Systemのボディは全て金属マウントですから、この心配は少ないですね。

しかし、油断は禁物というか何というか。
某メーカーのマグボディのDSLRでは、サンニッパだったか400mmだったかの重量級レンズ付で手持ちで振り回していたら、ボディの金属マウントが歪んだとか、そんな話を聞いた事があります・・・。
11/15/06 00:59:59
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