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15 July

コニカミノルタから、「CCDシフト手ぶれ補正」搭載デジタル一眼レフ、「α-Sweet DIGITAL」発表

【「鬼論文試験」対策中に、私が頂いた名(迷)言集 その6】

 「対策を相談に来るなら、ちゃんとした物を持って来い!」

 いや、その「ちゃんとした物」をどうやって作るか、について相談したいんですが?

 では本題です。

 最近、百花繚乱状態になってきたデジタル一眼レフの世界ですが。
 本日、コニカミノルタから新機種、「α-Sweet DIGITAL」が発表されました。

 コニカミノルタ、CCDシフト手ブレ補正搭載入門機「α-Sweet DIGITAL」 (例によって、デジカメWatchに飛びます)

 コニカミノルタのデジカメには、独特の手ぶれ補正機構が搭載されています。

 普通の(C&Nの大手2社が採用している)手ぶれ補正のシステムは、レンズ部分に揺れを打ち消す方向に首を振るプリズムや、シフトするレンズ等を挟んで手ぶれの影響を軽減させます(防止または回避はできない)。
 しかしコニカミノルタのデジカメでは、CCDそのものを揺れる方向とは逆にシフトさせることで、手ブレを補正させるシステムを採用しています。これは撮像素子が右に左に巻き取られないデジカメならではの機能といえるでしょう(銀塩(フィルム)カメラでは、フィルム巻取り用のリールが邪魔で、こんな手ぶれ補正方式は不可能だった)。

 また、手ぶれ補正機構を内蔵させたレンズは、通常、非常に高価になりますので、本体側でサポートするというアイデアは高く評価されると思います。
 ・・・ただし、先行機種であるα-7 Digitalでは、おかげでCCD取り付け角の公差基準が甘いとか何とか、色々叩かれる要因にもなっていたようで・・・。
 この辺りが技術的にどこまで改善されたかが、「マニア視点」からはちょっと気になるところです。
 あとは、コニカミノルタは何となく、ノイズキャンセラの制御がイマイチなことがある(と個人的に感じる)ので、そこもどれだけ改善しているのか・・・。

 それにしても、ホンマに各社、一気にデジタル一眼レフの入門機モデル(安価モデル)を次々出してきていますが・・・。
 現状のコンパクトデジカメ市場みたいに「金太郎飴」になって、こっちの市場も魅力が激減しないか、ちょっと心配ですね・・・。

 まあ、今の所、「ノイズレスのキヤノン」「小型軽量のペンタックス」「ゴミ取りのオリンパス」「手ぶれ補正のコニカミノルタ」といった、各社ごとに際立った個性派モデルが多いので、まだ何とか大丈夫そうですが・・・。

(※)
 んで、上のように一眼モデルのキャッチフレーズを考えたら、ニコンの一眼にどういうキャッチをあてていいのか、すんごく迷ったんですが(^^;)。
 「Fマウントの伝統墨守」あたりが私のイメージに一番近いのですが、なんか硬いし(^^;)(^^;)(^^;)。

22:17:00 | yo-ta | | TrackBacks
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