Archive for 14 July 2007
14 July
内装変速機に関する、あれこれ余談。
台風マンニィが直撃の3連休ですね。どこにも行けそうにないですね。
・・・まあ、私は会社に出ないといけないんですけどね(泣)。
それより、大雨被害が結構、シャレにならない地域もあるようで、これから日本列島を見事に横断する事が考えられているこの台風。
とんでもなく迷惑な存在になりそうです。
では本題です。
Airframeのインター8化のオーダーを出した後になってから(^^;)、内装変速機の情報を色々と集めてみました。
シマノのInter-8は内装8段変速で、ギアレシオは307%。
スターミーアーチャーのX-RF8は、ギアレシオ305%で、性能はほぼ同等です。
なお、スターミーとシマノで、一番異なる部分は、ダイレクトドライブ(変速機は作動せず、純粋に前後の外ギアの歯数に基づく比率で回転する)になる段の位置が、スターミーは最低段(1段)、シマノは中域段(インター8では5段)になっている事でしょうか。
このため、前ギアが、40〜50Tと仮定すると、スターミーのX-RF8では、外ギアに23Tや25Tなどの大きなギアを装着しないと、高段が重過ぎで回せなくなり、シマノのインター8では、15〜18T辺りを付けておかないと、軽過ぎて使えなくなってしまいます。
なお、Airframeのフロントギアは・・・多分、42Tか40T(購入後、歯数を確認する前に入院しちゃったし、公式サイトがUnder Constructionで、詳細なスペックが確認できない)。
インター8を装着時には、15Tくらいを装着するように考えないと、軽過ぎてスコーンと回りっぱなしになってしまうでしょう。
しかし・・・できれば、BSモールトンの18速レンジをなるべくカバーするような構成にする、と考えると・・・。
クランクギアも50Tくらいに換装したいのですが・・・(ブロンプトンのインター8化と同じスペックにする訳ですね)。
しかし、問題はAirframeのクランクセットが、そういう改造に耐え得る構造なのかどうか・・・。
一応、クランクセットはSTRONGLIGHT製なので、適合部品は日本でも入手可能だと思います。
しかし・・・クランク軸の形状がわからん・・・(かなり高い確率で、スクエアテーパーだと思うが・・・)。
とりあえず、この軸形状がスクエアテーパーなら、ブロンプトン用の50Tを組み込めば即解決しそうですが、ブロンプトンもAirframe同様、専用部品の塊ですから、どうなるか・・・。
とまあそれはさておき・・・。
シマノとスターミーの話ばかりしていましたが、もう一つの変速機メーカー、SRAMからは、内装9段という、とんでもない変速機が発売されるようです。
この変速機の名称は、SRAM i-Motion 9。
X-RF8が305%、インター8が307%のレシオであるのに対し、i-Motion 9はなんと、340%というとんでもないレシオを持っています。
ただし、重量は1.9kgと、とんでもない重量になってしまい・・・(スターミー、シマノとも、8段内装で1.5kgくらい)。
しかも、推奨ギアが18T〜20Tであり、ダイレクトドライブが5段で、トップが1.844倍、ローが0.542倍ですから、18T装着時を基準に外装変速のギアの歯数に換算すると、
トップ:9.76T
ロー:33.21T
※以上は換算値。実際には10Tと33Tくらいと考えるのが普通か?
というわけで、かなり低段寄りのギア構成になってしまいます。
インター8のように、推奨ギアの下限が16Tで、着けようと思えばもっと歯数が少ないギアもつく、という仕様でない限り、高速化のニーズは満たさないかもしれませんね。
しかし、シマノとスターミーが、これで大人しくしているとは思えない(特にシマノは、ALFINEを完成させたばかりだからね)ので、外装変速機が10段時代を迎えた現在、内装変速の世界も、多段化が進むのかもしれません。
ま、雨で外に出られないので、こういう楽しい妄想にふけるしかないですね(^^;)。
22:19:09 |
yo-ta |
|
TrackBacks