Complete text -- "ドバト いつの間にか、町の嫌われ者になった鳥。"
21 December
ドバト いつの間にか、町の嫌われ者になった鳥。
久々に、ネタらしいネタをお送りします。
このドバト。恐らく、スズメに次いで(場合によってはスズメ以上に)、皆様がよく目にする鳥だと思います。
ハトの仲間は「平和の使者」と言われ、大事にされている地域も多いですが、東京の都心部や、多くの大都市では、近年、カラスと並ぶ迷惑動物になってきています。
駅のホームでの「爆撃」の被害は有名ですし、都心近郊の農園を荒らしたり、餌やりのある公園の近所に群が"たむろ"する事による「騒音」や「絨毯爆撃」の被害も甚大です。
さらには換羽期に抜けた羽毛による樋や水路の詰まり、アレルギー等々、最近は悪い評判の方が目に付くようになってきました。
私の自宅近所でも、公園で餌やりをする人がいらっしゃいますが、聞いた話では、付近の皆様は、かなり早朝(季節を問わず暗いうち)からはじまる「ポロッポ ポロッポ」の大合唱や「絨毯爆撃」に辟易としているそうです。
屋根にハト避けの突起をつけている方や、防犯用のセンサーライトで威嚇している皆様も多くいらっしゃいます。
そして最近、公園には「ハトに餌をやらないで!」という、大きな赤字の看板が立てられてしまいました・・・。
とにかく、こいつらは都内の公園のベンチなどに座っていたら、餌をもらえると思ってか、どこからかすごい数が集まってきます。
連中は目つきが悪いので、たくさんの個体に囲まれると、「餌出せ、さっさと出せ」と威嚇されているような気がします。
そして、餌やりが常時行われているような公園だと、「ヒト=自動餌やり機」と勘違いして略奪集団化した連中もいて、ベンチで弁当を食べている人がいると、突然、大量の個体が膝の上に乗ってきて、勝手に弁当をガツガツつつきはじめる事もあります。
しかし、こんな略奪集団化したハトがいたとしても、追い散らす人は「大人気ない」とか、「ハトがかわいそう」とか思われ、悪者扱いされるのがオチです(カラス相手なら、勇気ある人に思われるんですが・・・)。
そういう背景を考えると、こいつらはカラス以上の厄介者かもしれません。
23:48:50 |
yo-ta |
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