Complete text -- "虫好きな人の脳の構造って、どうなんでしょう?"
03 July
虫好きな人の脳の構造って、どうなんでしょう?
本日も相変わらず「論文」だったわけですが(泣)。ちょっと休憩中に立ち寄った本屋に、養老孟司先生の「私の脳は、なぜ虫が好きか?」が出ていたので、ササッと拾い読みしてみました。
まあ、このサイトと「表」をご覧頂いている皆様には、私もたいがいな「ムシバカ」である事はよくご存知のことと思います。
養老先生も、折に触れて「虫好き」である事を公言していらっしゃるとともに、その「虫好き」の度合いに関しては、どうやら私のはるか先を歩んでいらっしゃるご様子です(^^;)。
(私は写真撮影はやりますけど、標本コレクションとかブリーディングはやりませんし、熱帯産の種を見たいために、マレーシアやインドネシアに飛びませんしね・・・)
とまあ、そんな事はさておき、ササッと立ち読みで拾い読みした結果、養老先生も私同様、昆虫は好きでもクモは苦手で、ヤスデはいいけどムカデとゲジは駄目という、恐らく一般の皆様から見たら変な好き嫌いがおありのようです(笑)。
さらに言うと、クモは苦手でもハエトリグモだけは平気、というところまで、好みが一緒のようでした(^^;)。
いや、だってハエトリグモはかわいいやん?クリクリの目玉をキョロキョロさせて、ふと人と目があったら、「あ、ども、失礼」という感じで、モジモジッとコマ送りであとずさったりするし、手を出したら「ぎえぃ〜!」という感じで飛んで逃げるし。
その他に、虫好きとして私が知っている有名人には、「オサムシ」からペンネームを拝借したとの逸話もある手塚治虫先生がいらっしゃいますが、手塚先生もクモは大の苦手で、追い払うための棒を手放さなかったらしいです。
(もうひとつ言うと、昆虫写真家として有名な海野和男さんも、クモはあまり得手でないそうです)
いやあ、こうして見ると、虫好きだからクモも好き、ムカデも好き、という人は、実は少ないんじゃないかと思っちゃいますね。
私の場合、クモとムカデとゲジが苦手なのは、記憶にないほど小さい頃に、ほんの一時期住んでいた伊豆諸島の方で、家の中にザクザク出てきてくれたからでしょう・・・(アシダカとかアオズとか・・・)。
で、本当はヤスデもつい最近まで苦手だったのですが、なぜか2年ほど前に、急に平気になりました(^^;)。
・・・いや、だって、ムカデとゲジって、見た目に顔がスズメバチみたいでいかついけど、ヤスデはほら、よく見たら顔がエンマコオロギみたいで、ちょっと面白いし・・・(そんだけかい!)。
とまあ、色々考える事はありますが。
養老先生、こういう好き嫌いって、脳の働きで言うとどういう所から発生しているんでしょうか?
あ、あとそれから。
虫好き人間が冷たい、という話(熱帯で急病で倒れた人を放置して、ジャングルに入って1週間戻らないとか・・・)が書籍中にありましたが。
別に虫好きに限らず、何か熱中できる事(人によってはパチンコとか「馬」とか、ネガティブなものになるかもしれませんが)が目の前にあったら、たいがいの人間はそっちに釘付けになると思います。
(で、結果、それに没頭している間に見捨てられる人が必ず出るでしょう)
21:30:00 |
yo-ta |
|
TrackBacks
Comments
コメントがありません
Add Comments
トラックバック