Complete text -- "昨日の、コニカミノルタ撤退報道の一方で。Canon EF-レンズ生産3,000万本突破ですか・・・。"
20 January
昨日の、コニカミノルタ撤退報道の一方で。Canon EF-レンズ生産3,000万本突破ですか・・・。
今朝、会社のフロアに到着したら、隣の部署の皆様が全員そろっていました。ウチの会社は、どうも日本標準時から5〜10分遅い周期で動くため、始業10分前(日本標準時)に私が到着しても、一人か二人しか、先行者がいないという、すんごい状態なのが普通です(電話応対する身にもなれぇい!)。
そんな状態が普通なので、今日は何があったんだと思ったら・・・。
クライアントからの無茶な要求にお答えするため、部署全員で徹夜作業だったとか・・・。
・・・お疲れさんです・・・(って、明日はわが身なんだけど〜(^^;)>特に、年度末の多忙期に当たるこの時期は・・・)
では本題です。
昨日、コニカミノルタのカメラ事業完全撤退報道があったばかりですが。
業界トップを争うCanonからは、こんなおめでたいニュースが舞い込んできています。
キヤノンがEFレンズ累積生産本数3,000万本を達成(Canonのニュースリリース。EFレンズホームページはこちら)
・・・この、コニカミノルタとの落差は何・・・。
皆様ご存知のとおり、Canonはカメラメーカーとしての業績も、その他家電メーカーとしての実績も、侮れないものがあるわけで・・・。
昨日の話題と比べると、見事なまでに明暗くっきりという形に見えてしまいますね・・・。
それにしても、EFレンズ(一眼レフカメラ用の交換レンズ)は1987年に生産開始。
1995年8月には生産数1,000万本を達成したと思ったら、2001年2月には2,000万本を突破。
その後、たったの5年で3,000万本に到達という、何だか絶好調な売れ行き状況じゃないですか!
・・・と言いたい所ですが・・・。
Canonは、1985〜87年の間で、一眼レフカメラ用のレンズマウント互換をあっさりと変更し、旧機体ユーザーを切り捨てた経歴があるため、あまりサポート面での評判はよくないんですよね(^^;)。
この、右肩上がりのレンズ売上にしても、旧マウントユーザーが泣く泣く新マウント機に移行し、新レンズを新たに買いなおしたためだ、と陰口を叩かれるほどです。
とはいえ、製品の需要があるのは事実。
どこまで続くか、この好調!と言いたい所ですが・・・今は新製品であるD200を発売した直後のNikonの方が、勢いがあるみたいですね。
しかし、この春のPMA&PIEなどのイベントでは、低価格型一眼レフのEOS-Kiss D第三世代と、中級一眼レフの(仮称※)EOS 30Dの発表が予測されていますから・・・。
しばらくの間、デジタル一眼レフの市場は、Canon&Nikonの「抜きつ抜かれつ」状態が続くものと考えられます。
(以上、弱小勢力のOLYMPUS E-Systemユーザーが、ひがみを込めてお送りしました・・・:爆)
(仮称※)EOS 30D
先行機の型番が、EOS 10D → 20Dと来ているので、そのまま受け継がれるならこうなるでしょう、と言われている型番です。
しかし、何年か前、Canonのデジタル一眼レフにはEOS D30という機種があったので、本当にこの名前で出てくるとややこしくなります(^^;)。
しかし、このEOS中級機シリーズは、EOS 10Dまでの機体は、初代Kiss-D発売と同時に生まれたレンズマウント規格、EF-Sシリーズとの互換性が保たれず、事実上、メーカーから切り捨てられました。
この時も、いきなりのレンズマウントの規格変更に、Canonユーザーからは大いに怒りの声が上がっていました(EOS 10Dなんて、発売後半年で切り捨てられたんですから、そらユーザーは怒りますよ・・・)。
んで、昨年のEOS 5D(35mm判撮像素子搭載)の発売以降、EF-Sマウントの立場も微妙になっているし・・・(今度はいつ、切り捨てるんだろ?)。
22:33:00 |
yo-ta |
|
TrackBacks
Comments
コメントがありません
Add Comments
トラックバック