Archive for 28 December 2004

28 December

御用納めの納会で。

 本日、本業は御用納めでした。

 多くの職場がそうだと思いますが、最終日は大掃除等を行った後、夕方は納会で〆る形になると思います。
 (私は今日は、朝一番でクライアントに出向いてミーティングという、変な御用納めだったが・・・)

 その納会での話。
 立食形式だと、最初は何となくブラブラしていますが、そのうち、何となく気の合う仲間同士で固まってくるのも、どの職場でも同じかと思います。
 私も、今日はそんな感じで、最初フラフラしていましたが、そのうち何となく、周囲の数人と集中的に談笑するようになりました。

 しばらくしたら、隣のテーブルから声がかかったので、そちらに移動。
 そこはむさ苦しいほどに野郎オンリーなテーブルでした。そこで、先輩社員にいきなり言われたのは、

 「おい、YO-TA。お前はこういう飲み会だと、何でいつも女に囲まれてるんだ?」

 という一言。
 はい?と思って、もと居た場所を振り返ると・・・う〜ん、確かに女性比率高し。
 しかし、ほとんどが普段から一緒に仕事をしている部署のメンバーで、必然的に話しやすい人達なので固まっている感じです。そして、その部署が女性の比率が高いから、見た目に女性に囲まれているように見えるだけなんですが・・・。
 それより何より、私本人が、そういう(男から見て)オイシイ位置にいるなんて、意識していなかった(^^;)。・・・いや、ウチの会社の女性社員に魅力がないというわけではなく・・・。

 「まあいいさ、お前にはそういう才能があるってことで」

 そういう方向で納得されてもなあ・・・。

 「でも、お前は毎回あんな状態でも、誰とも『発展』しないってのも、すごい才能だな」

 ほっとけ!って、その前に、それは才能ちゃうわい!
 かくして、私はその後しばらく、「あれで何故『発展』しないか?」という題材で、いつも野郎で固まっている顔触れの間でのオモチャになったわけでして・・・。

 それにしても、何で常時野郎オンリーチームは、何でこんなアホなネタで2時間も盛り上がれるのか・・・。
23:06:31 | yo-ta | | TrackBacks

珍しく、映画評なんぞやってみます。

 昨夜、帰宅したら、深夜に映画をやっていました(そんな時間帯ですから、まず、万人にお勧めできる作品には遠い物が放映されているわけですが・・・)。
 しばらくは、忙しくて劇場で映画を見る時間もなかったため、超久々の映画鑑賞となりました。今回は、ちょっと今までとは趣向を変えて、その映画の感想を書きたいと思います。

映画題名:ジーパーズ・クリーパーズ
  ※日本語に訳すと、「ああ恐ろしや」という感じの意味の慣用句だとか。

あらすじ:
 23年に一度、大量の行方不明者が出る、という怪談のある田舎町を車で帰省旅行中、大学生の姉弟は、謎のトラックから執拗な煽りを受ける。
 何とかそれをかわした後、そのトラックの運転手(?)が、教会裏の穴(コルゲートパイプの縦穴)に、袋に包んだ人の体らしいものを投込んでいる所を目撃する。
 そして、それを見てしまったため、姉弟に想像を絶する恐怖が訪れる。

感想(ネタばれなし):
 昨夜、忘年会から帰ったら、TBS系列でやっていた、一応、ホラー映画です。
 年齢がばれるかもしれませんが、私が物心ついた頃、世間はホラー映画・・・というより、血飛沫飛びまくりぃの、スプラッター映画が全盛期でした。
 「13日の金曜日」のジェイソン君や、「エルム街の悪夢」のフレディさんや、「バタリアン」のオバンバ様が元気だった頃、といえばおわかり頂けるでしょう。
 まあ、私はその後、大学のゼミで、様々な動物の解剖実習を行い、ナマで動物の内臓や筋肉や骨格を見る(ついでに、素手でそれに触る)機会に恵まれて(?)しまった結果、「血飛沫ぴゅーっ!」系の作品は、見てもほとんど怖くなくなってしまったわけですが。

 それはさておき、そういうホラー系に免疫が出来た奴の眼から見たこの作品は・・・。

 まず、この作品に送る言葉は、「竜頭蛇尾」って所です。面白かったのは、最初の30分だけでしょうか?この部分だけで引き込まれて、翌日は早朝出発だというのに、未明まで見続けたことを、確実に後悔しました。
 とにかく、冒頭の姉弟のバカバカしいけれど、実際の姉弟ならやっていそうな口喧嘩のテンポや、正体の見えない運転手の描写から来る恐怖感は、なかなか良いと思いました。
 謎のトラックに煽られるシーンが、S.スピルバーグ監督の出世作「激突」のパロディにしか見えないことは、まあ、置いておくとして。

 しかし、得体の知れないものが、心にじわじわ染み込んでくるような恐怖を感じさせるミステリアスな雰囲気は、ここまででした。
 後半は全然別の映画になってしまい、もう、ツッコミどころ満載、というか、単純にバカバカしい展開になってしまい、ただ閉口・・・というより、口をあんぐり開けてポカーンとしてしまいました。
 一体、いつ製作の映画なんだ、と思って調べて見たら、2001年・・・。おいおい、こんな時代に、こんなものを大真面目に作ったって、本気か?

 これでも、全米No.1のヒットを飛ばした恐怖映画という宣伝文句でしたから・・・。
 ううむ、アメリカと日本では、恐怖のツボが異なるようです。

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