Archive for 18 April 2005

18 April

カラスに詳しい人に、話を聞きました -カラス営巣観察日記 Part.2-

 先日、記事を上げた、近所のハシブトガラスの巣について、都会のカラスに詳しい人に、今後、観察をどうやったらいいか聞いてみました。

 まず、前回撮影時に、遠くからガッガッという声が聞こえ、それに合わせて、巣内にいた親鳥が飛び出した件について聞いてみた所、「見張りから、なんかやってる奴がいるぞ、注意しろ、というサインが出たのかもしれない」ということでした。
 では、もう私はカラスに、巣を荒らす可能性がある奴としてマークされちゃったのでしょうか、という件に関しては、「状況がわからないから、なんとも言えない。けど、サインがあった後、すぐその場を離れたんだったら、それほど気にしなくていい」ということで、まあ、まだ何とか大丈夫そうです。

 で、今後、観察上で注意する点に関しては、

1.長時間、自分の姿を晒した観察は避ける(できればブラインドなど設置)。
2.親鳥に警戒行動が見られたら、速やかに立ち去る。
3.できれば、近隣の住民の皆様からも目立たないように観察した方が良い。

 の3点だそうです。

 しかし・・・この場所は国道沿いですから、ブラインドなんて設置したら、通報されますな(^^;)。というわけで、なるべく物陰から見ることにしましょう(といっても、隠れられるものは、街路樹のみなので、アキコねえちゃん状態で・・・)。
 2.に関しては、親鳥に頭を蹴られたくなかったら、環境省のマニュアル等々を熟読し、十分注意する必要がありそうです(ただし、本気で続けるなら、1〜2回は蹴られることを覚悟しておけとの事で・・・。ま、そんなに痛くはないそうですが)。
また、何かあったら速やかに離れることに関しては、どうせ下から見上げる形での観察ですから、巣の内部はほとんど見えないので、別に良いとしましょう。

 3.に関しては・・・最近は都内では、カラスより人のほうがよほど恐いので、注意した方が良いとの事です。
 最近の誤ったマスコミ報道のおかげで、『カラスは恐い鳥だ』というイメージを持っている人も多くいらっしゃるとの事で、そういう人たち(特に、強烈にカラスに嫌悪感を持っていて、ヒステリックな反応を示す人たち)との間でイザコザがないような注意が必要との事でした。
 確かに、都内ではカラスは嫌われてますからね・・・。恐がる人も多いですし。
 そんな人たちを前に、「あそこのカラスの巣を観察してまして・・・」なんて言ってしまうと、もう大変なことになるそうです(話を聞いたカラスに詳しい人は、過去に人間のクズみたいに言われた事もあるとか・・・)。

 しかし、アレコレあわせて考えると・・・巣の撮影にはどうしても長玉(望遠レンズ)が必要なので、目立ってしまいます。
 では、人目につかない時間で観察する・・・となると・・・休日の早朝くらいしかない、ということになります。

 んがぁ〜、早くも挫折しそうな気分になってきた(^^;)。
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22:00:00 | yo-ta | | TrackBacks