Complete text -- "「手違い」から一夜明けて。RICOH GR-D実写画像再び"

30 September

「手違い」から一夜明けて。RICOH GR-D実写画像再び

 あ〜、やれやれ、昨夜はせっかく書いたネタをオシャカにされた、デジカメWatchのGR-D画像の「手違い」事件ですが。
 今日見直したら、ちゃんと「適切な機体」による作例が出ていました。

 【実写速報】リコー GR DIGITAL(β機) (デジカメWatch)

 昨日公開されていた、「不適切な機体」による画像は、それはもう、悲惨なくらいにノイズが浮いて、ザリザリで見れたものではなかったり。
 レンズの装着角度が悪いのか、右半分はピントが合っているのに、左半分はピンぼけという、とても器用な画像だったりと、GR-Dに対して、多くのデジカメマニアからの「この程度で、どこが画質にこだわった機体やねん!」という、メチャクチャなブーイングを呼び込む結果になっていました。
 一部のデジカメ系情報板では、毒舌度がさらにヒートアップして、かなりスゴイ騒ぎになったりしていましたが・・・。

 で、一夜明けて掲載された、「後出しじゃんけん」こと、今日の修正バージョンの画像は・・・。

 35mm版換算で28mm相当という広角域でありながら、単焦点レンズのためか、一般的なズームレンズ搭載のコンパクトデジカメのワイド端(35mm版換算で35〜38mm相当が一般的)よりも、樽型歪曲が少なめに抑えられていますし。
 合焦面が斜めになって、右半分と左半分でピンの合い方が変わっているような感じも見受けられなくなりました(いや、普通はデフォルトで、こういう心配はないはずなんですけどね ^^;)。

 ここまで変わると、昨日のサンプル画像は、どんだけ「不適切」な機体で撮ったのか、逆に興味が湧いてきてしまいます(^^;)。
 (落としてレンズが歪んだか、浸水して回路が死にかけてたか、はたまた熱い場所に置いて回路が馬鹿になっていたか・・・)

 まあ、何にしても、まだまだβ機(発売前段階の開発途上機)の画像ですから、これからまたチューニングが変わることを考慮するとしても、「(昨日より)見違えるほど良くなった」・・・という感じがするのは、昨日のサンプルが悪すぎたがゆえの話でしょうね(^^;)。
 結果的に、最近のコンパクトデジカメの傾向を見る限りでは、とりあえず「そこそこ」の画質は確保しているかな〜、と、そんな感じでしょうか?(私的判断)

 これでGRの名に恥じない画質・・・かどうかは、銀塩のGRシリーズファンの皆様の評価を待ちたいと思います。

 あとは・・・。
 市販品の中に、個体差でやたら「不適切」な奴が混じって大騒ぎにならないように、祈りたいものです・・・。

22:24:00 | yo-ta | | TrackBacks
Comments
コメントがありません
Add Comments
:

:

トラックバック