11 October

あらら、ニコンのデジカメも、ですか？CCDの不具合情報、「イモヅル式に」また出ました。

　先日のソニーのデジカメ＆デジビデ用CCDの不具合報告からはじまって、（私の知る限り）既に5社目になりましたが・・・。
　カメラメーカーとしては老舗になるニコンのデジカメにも、CCDに不具合を抱えたモデルが確認されたようです。

　ニコンデジタルカメラ COOLPIX5700 / COOLPIX SQ / COOLPIX3100　ご愛用のお客様へ（ニコンイメージングに飛びます）

　ああ、やっぱりニコンも引っ掛かりましたか・・・。
　CCDはデジカメの基幹部品であるとともに、ソニーからの部品供給がかなりのメーカーに渡っていただけに、このCCDが抱えた爆弾による不具合情報は、まだしばらく、尾を引きそうです。
　（多分、今ごろ他のメーカーでも同様の故障事例が多発しているモデルがないか、必死で調べていると思います）

　今のところ、今回の障害報告で大丈夫そうなメーカーは、CCDを自社製造している松下電器のPanasonicブランドの機体だけでしょうか？
　その他のメーカーは、依然、状況が不透明なままです（特に、2003〜2004年頃発売のモデルにおいては・・・）。

　キヤノンがコンパクト機にも自社製CMOSセンサーを載せることを考えはじめているとか、ニコンが一時期、自社製撮像素子「LB cast」の開発に力を入れた（けど、結局頓挫したらしい・・・）背景には、各メーカー側でも、「製造元がコケたら、ウチの製品もコケるぞ？」ということに気付いたため、リスク分散を狙ったものなのでしょうか・・・？