Complete text -- "私が山に登るときに気をつけていること Part 2"
16 May
私が山に登るときに気をつけていること Part 2
先日、カメラ事業からの撤退が報じられたマミヤですが、このままカメラ/映像産業から姿を消してしまうかと思いきや、本日、「新製品開発を新会社で継続する」との発表がありました。新会社は「マミヤ・デジタル・イメージング株式会社」で、これはマミヤからの光学機器事業の営業譲渡先である「コスモ・デジタル・イメージング株式会社」が社名変更されて発足するもののようです。
なお、有名無実な営業譲渡でないことを示すためか、今年9月のPhotokinaで、なんと新製品を発表予定とか・・・。
・・・なかなかしぶといな、マミヤ(^^;)。でも、カメラ/映像産業の間口が広く残るのはありがたいので、がんばって頂きたいものです(あ、でも、ペンタックスは強敵再臨って所ですか?)。
では本題です。
今日は必ず山に持っていく用具について、よしなしごとを書き連ねようと思います。
当然ながら、目的地によって加えたり省いたりする物もありますが、毎回これだけは絶対に持っていく、というものを以下に上げたいと思います。
登山靴
当たり前ですが、近所を散歩するのに使う靴ではなく、それ専用のものを履いて行きます。
私が使っているのは、無雪期〜残雪期の2,000mクラスの日帰り〜2泊3日程度の山行を想定したタイプです。
これ以上ハードなモデルはゴツ過ぎて重く、日帰りでは持て余しますし、これよりライトだとローカットタイプが多くなり、くるぶし周りの保護効果(捻挫軽減)が個人的に心配なものが多くなるので、今の山行スタイルならこのランクがベストバランスかと思っています。
なお、購入した(する)のは当然ながら登山用品店で、購入日には朝から別の買い物や散策など、歩き回る必要のある予定を入れて、夕方、よ〜く足がむくんでから店を訪れます(そうでないと、山行後半に足がキツキツになってしんどくなる)。
ザック(バックパック)
水や食料をはじめ、様々なものを持ち歩くためには必需品ですね(^^;)。
ショルダーバッグやヒップバッグを使用している皆様も見かけますが、私は歩行時の安定性を考えて、ティアドロップ型のザックを使っています。
なお、これも登山用品店で購入した専用品を使っています。
日帰りですので、持ち歩くのは28L程度の容量のものですが、それでも、ちゃんと荷重が肩と腰に分散するとともに、背面の風通しが考慮されているので負担が少なく、快適に歩けます。
雨具
季節を問わず、終日晴れるという予報の日でも、必ず持っていくようにしています。
山の天気は変わりやすい、というのもありますが、それ以外にも自分を守る装備として、とても重要だと思っています。
奥多摩の1,000mを越える山は、下界は晴れていても頂上周辺は霧に包まれていたり、風が強く吹いていたりして、体感温度が下界よりもかなり低く感じる場合が多くあるためです。
こういう時にウインドブレーカーの代わりにしたり、春季や晩秋期には簡易防寒具として使ったり、とにかく体温調節には欠かせない重要装備です(いや、マジにそう思いますよ。何度か「実地」で助けられましたから)。
なお、私が使っている雨具は、Diaplexという防水透湿素材を使用しているタイプです。
ただし、そろそろ着古してきた感が強いため、新調しようかと思っているところです(今年の梅雨商戦が適期かな?)。
ストック
最近、常備するようになりました(^^;)。
撮影機材が一眼レフになってから、運搬重量が一気に2kgくらい増えたので、足にかかる負担を軽減するために使っています。
ちなみに、私は両手使いです。奥多摩では片手使いの方はよく見るものの、両手使いの人は珍しいですね。
地図
奥多摩に行くときは、エアリア(山と高原地図)の奥多摩地域をいつも持ち歩いています。
もう数年間、通っている場所なので、メジャーな山なら、大体のコースが頭に入っていますが、それでも山頂での大休止などでは必ず開いて、下山する道筋と方角を確認しておくようにしています。
各種ビバーク用品
ツエルト、レスキューシート、ヘッドランプ(予備電池)、細引き(編み紐)などです。
まあ、今までに完全停滞を強いられたのは2〜3回くらいで、それでも翌日には余裕で下山してきていましたので、(ヘッドランプを除けば)使用頻度は恐ろしく低いですが・・・。
なお、このツエルト、仕事で外に出なければならない時、女性の着替え場所やトイレの目隠しに、非常に重宝されました(^^;)。
ということは、「実戦」でもビバーク用品としてだけではなく、そういう使い方もアリってことですね。
鈴
クマよけです(^^;)。
私はソロ行動が基本なので、奥多摩(ツキノワグマの生息圏)に行くときは必需品♪
というわけで、以上が必ず持ち歩いている用具です。
毎回、必ず使用するものもあれば、毎回使うものではないけれど、持っていれば精神的に余裕ができて安心、という物まで様々です。
で、ほとんどのものはそのままザックに入れっ放しになっているのですが、時々用具を整理した後で何かを詰め忘れたまま、外出してしまう事があったりもします。
・・・そんな時に限って、その用具が必要な事態になる(例えば、雨具を詰め忘れた時に限って、空がゴロゴロ鳴ってくる)のは・・・。
23:52:00 |
yo-ta |
|
TrackBacks
Comments
コメントがありません
Add Comments
トラックバック