Complete text -- "チェーンをお掃除!フィニッシュライン製チェーンクリーニングキットを使ってみた。"

25 November

チェーンをお掃除!フィニッシュライン製チェーンクリーニングキットを使ってみた。

 表参道にあるという、福井県の物産館を訪ねてきましたが、福井県らしからぬ(失礼)オシャレな施設の奥だったので、最初は素通りしてしまいました(^^;)。

 ちなみに、物産館には、当然ながら福井名物がいっぱい並んでおり・・・そして、冬になったので、これもあるか、と思っていたら、やはりありましたよ!

 江川の水ようかん!

 もう、即買いで、自宅到着と同時に、即完食してしまいました(爆)。
 この味を知っていると、夏に食べる缶詰の水ようかんは、どれもイマイチに思えてしまう、不思議なおいしさの冬のお菓子です。

 皆様も、機会があれば、是非お試しあれ!

 では本題です。
 以前、購入品として名前だけ紹介していた、フィニッシュラインのチェーンクリーナーキットですが、なかなか時間がなくて試せなかった洗浄効果を試してみました。

 ちなみに、上記リンク先は通販サイトですが、別に私の所にはアフィリエイトは入りません(勝手に一時リンク ^^;)ので、無視していただいても結構です(つーか、アフィリエイトなんて、面倒だからやってない)。

 とまあそれはさておき、最初に簡単にクリーニングキットの説明を。

 これはリンク先画像で言えば、緑のプラケース(洗浄器)と、マルチディグリーサー(フィニッシュライン エコテック2)、チェーンルブ(チェーン用潤滑油。フィニッシュライン テフロンプラスドライルーブ)がセットになったキットです。
 洗浄器とディグリーサーでチェーンを洗い、最後に潤滑油を注すというのが、簡単すぎるほど簡単に端折った使用方法の説明になります。

 ちなみに、ウチのBSモールトンは実走距離も300km近くなり、都内の幹線道沿いなど、決して清潔とは言えない場所を走ることも多かったことと、最初についていたチェーン保護用の油がウェットタイプだったためか、かなり激しく汚れてしまっていました。


汚れたチェーン
実際に見ていただきましょう。
何だか色々な物が張り付いて、黒くなってしまったチェーンです。

汚れたチェーン2
走行中にこれが当たって、ズボンのふくらはぎ部分にチェーン模様ができたり、
社内置きしていたら、通りかかった人の足に黒い筋を残したりしたことも良くあった(^^;)。


 というわけで、実際に使ってみました。
 クリーニングキット付属のマニュアル(日本語訳がついているが、あまりに直訳で、親切でない。英語を読んだ方がわかる)に従い、チェーンのテンションが少し緩む位置にギアをセット。
 BSモールトン(BSM-S18)の場合、フロントロー、リアはトップから2段目〜3段目くらいがちょうど良いと思われます。

 最初にから回しして、チェーンがちゃんと洗浄機内を動くかチェック。
 ちょっと引っかかる感じはあるものの、ちゃんと回せそうだったので、一旦チェーンから外し、洗浄機の規定の線までディグリーサーを入れた上で、再セットします。


チェーンのテンションはこれくらい
チェーンに洗浄機をセットした状態。
洗浄機は留め具を外して、上蓋を開いた後、
チェーンを挟むように再度蓋をするだけの簡単な構造。


 この状態で、洗浄機のハンドルを持って真下に引っ張りながら固定し、クランク(ペダル)を後回しに回します。
 最初、汚れが酷いうちは、なかなかクランクが回りませんが、そのうち抵抗が少なくなって、スムーズに回せるようになります。

 ちなみに、洗浄中は洗浄機を必ず、真下に向けて引っ張ること!
 手前に引いてしまうと、チェーンがフロントのハイギアに絡んで外れます。

 クランクを回転させていると、チェーンの表面の色が面白いように白くなって行き、確実に洗浄されているのがよくわかります。
 ちなみに、油に引き寄せられた埃以外に、金属の摩耗片等が結構、出ていましたが、それらは洗浄機下部にセットされている磁石に吸い寄せられ、再度チェーンに付着しないようになっていますので、安心してグイグイ回してやりましょう。

 適当な所(自分の好み)でクランクをストップし、洗浄機を外した後、綿布等でディグリーサーを拭き取ってやります。
 私は使い古しのTシャツで代用。軽くチェーンを握るようにして、クランクを後回しにして拭き取りました。
 その後、あまり乾かない間に、クランクを回しながら、フロント、リアの両方のギアをローからトップにまで回して、ギアの方も洗浄してやろうかと思いましたが・・・これはリムにディグリーサーが飛び散ったので、あまりやらない方が良さそうです(^^;)。


諸々の汚れでご覧の状態
洗浄後のディグリーサーの状態。
これまでにチェーンについていた汚れがたまり、とんでもない状態に(^^;)。
最初は透明な液体だったと、信じていただけますか?


 なお、フィニッシュラインのエコテック2は、樹脂を浸食しないタイプのディグリーサーなので、タイヤ等についても大丈夫そう(訂正:原液の状態では、それなりにゴムや樹脂を傷める可能性があるらしい。やはり、飛び散りには注意した方が良さそう)ではありますが、油分を含みますから、リムにはあまりつかないように注意した方が良いでしょう(ブレーキが効かなくなるかも)。
 また、このディグリーサーは、ちょっとした油汚れを拭き取るのにも使えますが、BSモールトンは塗装が弱く、「塗装も一緒に持って行かれます」から、過剰なほどゴシゴシやらない方が良いでしょう。
 (ティッシュに浸して、グイグイ擦ったら、ティッシュ表面がうっすら青くなっていて、ぎょえ〜〜〜!と慌てたことがある。なお、ウチの車体は、スペリアクールブルー)


洗浄後のチェーン
そんなわけで、洗浄後のチェーンを見てみよう。
普通に金属の色になったし、普通にSHIMANOの文字が読める(笑)。

こんな色だったのか?
そういえば、購入当初はこういう色だったんだよな(^^;)。



洗浄前 洗浄後

洗浄前2 洗浄後2
実際に、どれだけ変わったか、並べて見てみよう。
わぁ〜、こんなにきれいになるんですね!(TVショッピング風に)


 ディグリーサーが乾いたら、よく振り混ぜたチェーンルブを、出る量を調整しながらクランクを回して全面に塗抹。
 余分な油を拭き取って、洗浄操作は終了。所要時間は、約一時間程度でした。

 なお、フィニッシュラインのテフロンプラスドライルーブは、埃をあまり寄せ付けない、ドライタイプの油ですが、あまり日持ちはしないので、こまめに注油してやる必要があるそうです。

 あと最後に。
 このキットについてくるディグリーサー、チェーンルブともに、かなり臭いがキツいため、作業は屋外でやった方が良いでしょう。

22:56:00 | yo-ta | | TrackBacks
Comments

ふるかわ wrote:

ありがとうございます。この記事のお陰で、購入する決心が付きました。

http://www.amazon.co.jp/gp/...

...って、おい(+_+;;)\バキ!!
11/28/06 21:05:12

yo-ta wrote:

わぁ〜い、わぁ〜い、お買い上げですぅ〜!(もちろん、あの声で)

って、リンク先の画像、左下にちょっと違う奴が混ざってますけど(^^;)。
「ヨク ワカリマシタネ」という声が返ってきそうな気が・・・。
11/28/06 23:58:54
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