Complete text -- "今年一年のデジカメを振り返ってみる。"

22 December

今年一年のデジカメを振り返ってみる。

 そういえば、今年は年賀状の準備を何もやってないじゃん、ということに気付いたのが先週末(大爆)。

 うはは〜、やべーぞこりゃ、と思いながら、今週頭に年賀はがきを購入。急仕立てではありますが、色々使えそうなネタ(写真など)を探し、毎日帰宅後に少しずつ作成。

 今週末、ついに印刷開始です(って、遅いか?それとも標準的か?)。
 ちなみに、題材は・・・これまで毎年富士山だったので、さすがに今年はちょっと変えてみることにしました(どんな図柄かはお楽しみに>各位殿)。

 では本題です。
 カメラ/映像業界では、HOYAとPENTAXが経営統合するというニュースが、年の瀬も大詰めになったこの時期に飛び込んできましたが、さすがにこの時期になると、デジカメの新製品発表なんかは行われませんね(^^;)。

 ついでに、これ以上大きな業界動向もないでしょうから、今のうちに今年一年を振り返っておきましょうか。
 ちなみに、ここから先は私の個人的な見解(本ッ当に、個人の好き嫌いレベル)の話になりますので、そのつもりで読んでください。

 今年は、コニカミノルタのカメラ事業撤退にはじまり、HOYAとPENTAXの合併で終わりそうな一年です(今後何もなければ、ね)。

 デジカメ市場の全体の流れを見ると、特に元気だったのはデジタル一眼レフであり、中でも前半はフォーサーズ陣営、後半はペンタックスがとても元気だった一年に思えます。
 しかし、フォーサーズ陣営は、秋に新ボディの国内市場投入がなく、K100D&K10Dが絶好調なペンタックスに話題を喰われてしまいましたね・・・。
 (超小型一眼レフ、E-400は欧州限定販売になってしまいましたので・・・)

 ちなみに、デジタル一眼レフの話で言えば、今年は家電メーカーのデジタル一眼レフ市場への参入がありました。
 しかし、ソニーは結局、コニカミノルタの位置にシフトして入ってきただけ。
 松下電器は、まだ手探り状態で、確固とした基盤を作れていない、という段階のような気がします。

 で、結局、デジタル一眼レフの国内市場を見ると、「キヤノン」「ニコン」のツートップ状態が依然として続き、その下で各メーカーが争っているという、銀塩一眼レフ市場から続くお約束の図式から、全く変わりがなかったようです(^^;)。

 でも、今年は2強以外の方が、面白い機種を色々、出してたんですけどね・・・。

 まず、年の初めには、フルタイムライブビューを積んだ、オリンパスのE-330の発売がありました。
 年間の初期に登場した機体ですが、エポックメーキングという意味では、これ以上の機種はなかったと思います。
 ただし、ライブビュー自体は確かにエポックメーキングでしたが、カメラとしての機械部分は、前出機であるE-300と大きく変わらなかったのが、少し残念でしょうか・・・。

 まあしかし、今後のデジタル一眼レフ開発に、新たなアプローチを示した機体であることは、間違いなさそうな気がします。

 そして、夏以降の機体には、撮像素子表面のゴミを払い落とす機能や、ボディ内手ぶれ補正など、デジタルならではの機能が搭載された機体が多く出て、特にペンタックスのK100D&K10Dは、コストパフォーマンスを含めて高く評価されました。

 そして現在、K10Dは長期予約待ちの店舗もあるという凄い状況になっています(^^;)。
 需要に生産量が追いつかないなんて、ペンタックスにはうれしい悲鳴を上げたくなる事態かもしれませんが、店頭にないから、必然的に売り上げ台数は伸び悩むというジレンマに陥ってしまいましたので、これはこれで悩みどころかもしれません。

 そんな風に色々、面白い動きがあった一眼レフ市場に比べ、コンパクトデジカメの市場は・・・。
 まあ、私の興味の対象が一眼レフにシフトしてしまっている、ということもありますが、それほどエポックメーキングな機体もなければ、目を引く機体もなかったなあ、という気がします。
 違う意味で目を引いた機体には、GR-Digitalの1周年記念モデルがありましたが(^^;)、それ以外は静かなものだったかな?

 私としては、今年は後半、「ちゃりんこ」なヒトになりかかっていた(^^;)事もあって、コンパクトデジカメ(特にE995)が再度、稼動する回数が多くなってきました。
 しかしE995という、5年前の機体を引っ張り出してくる事はあっても、それから買い換えたいと思わせるほどの機体がなかったのも事実です。
 これははっきり言って、寂しい気がしますね(5年前の機体に負けてるんですよ?電子機器の最新機種が)。

 来年は、コンパクトデジカメにも1機種くらい、「お!」と思わせる機体が出てきて欲しいものです。

 あ、そういえば。
 しばらくウチで活躍の場がなかったサンヨーのMZ3ですが、あの機体が登場しなくなったのは、実は去年、職場で「また貸し」されて行方不明になっていた(しかも、「また貸し」した本人に責任感のカケラもなく、探そうともしていなかった:激怒)ことが理由です。
 しかし、この冬の大掃除でめでたく発見されたので、再び活躍の場を与えてやることができそうです。
 (ポーチは埃まみれでボロボロだったが、機体にダメージはなかったようで、バッテリーを充電したら動いた。ああ、よかった・・・)

 しかし・・・そうなると、今度はU4Rが寝るか?(^^;)

22:20:00 | yo-ta | | TrackBacks
Comments

XJRR2 wrote:

今年は銀塩関係があちこちで縮小やら撤退やらで、悪い意味で大賑わいでした。
確かに自分もフィルムではあんまり撮ってませんが。
と思ってたら我が家のE-1にトラブル発生。
正月はあんまり写真撮らないけど、代打を検討中。
12/22/06 22:44:54

yo-ta wrote:

デジタル化の流れは、一眼レフでも急速化しているようで、
今年はデジタル専用レンズの流通量が、一気に増えたそうです(某淀の店員さん談)。

それにしても、年末年始を前に、E-1がすねちゃいましたか(^^;)。
ウチのE-1は、今の所、メジャーなトラブルもなく3年を過ぎました。
しかし、扱いはかなり乱暴だと思いますから、そろそろ各所にガタが来てもおかしくないかな・・・。
(Photokinaでモックだけ公開された後継機は、いつ発売なのか・・・ ^^;)
12/23/06 21:36:04
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