Complete text -- "自転車の車載デジカメで動画撮影だっ!"

04 February

自転車の車載デジカメで動画撮影だっ!

 なが〜いネタなので、冒頭脱線なしで行きましょうか。

 今日のネタはデジカメか写真かチャリンコか、どのカテに加えるか迷いましたが、しばらくチャリネタ続きだったので、デジカメ関係に入れてしまいましょう。

 仕事の移動の合間に、久々にヨドバシカメラをひやかしていたら、以前からチャリンコ車載デジカメ用に使えるアイテムとして知られている、クランプ型雲台を発見。
 コレをこうして、ああして、そうやったら、ウチの車体でも自転車用カメラシステムを組めないか?と考えて、早速衝動買いして試してしまいました・・・。

 ちなみに、このクランプヘッド(SLIK ロアーII クランプヘッド32)は、ヨドバシ新宿西口で6,000円弱(爆)。
 ・・・そら、通常使用なら一眼レフカメラを載せても大丈夫、というくらい頑丈な物ですから、そんなにお安い物ではありません(^^;)。
 しばらく、こっち方向の物を購入していなかったので忘れていましたが、カメラ系グッズは自転車パーツに劣らず(あるいはそれ以上に)高価なのでした(爆)。

 そのお安くないものを、走行中の自転車(常時激しく振動し、クランプにもカメラにもお優しくない)に装着するという、全てにおいて想定外の使用目的に使うのですから、完全自己責任が前提で、装着しているデジカメも消耗覚悟でやっていることを、一応書いておきます・・・。


ハンドルバーまわり
とはいえ、BSモールトンのハンドルバーは一般の小径車より幅狭な上に、
BSM-S18では左右ともにブレーキ内側にトリガーシフターが装着されているため、
余裕が少なく、ゴテゴテした物をつけると、運転の邪魔になりそうです。
じゃ、どこにクランプを咬ますかというと・・・。



モールトン博士のサインが刻印されてるステム
ステムです。
ここなら、運転の邪魔にもならないですしね。
なお、ハンドルバーやポストに装着する人は、
同じクランプヘッドでも、32型でなく、38型か45型を使った方が良いでしょう。
(クランプヘッド32は22〜32mm径のパイプ類に対応した製品)



コレはコレで、パイロン(やぐら)と呼んじゃダメ?
クランプヘッドをステムに装着したところ。
いかつく見えることを除けば、なかなかいい感じ。
なお、クランプのヘッド部は2軸回転するので、
ハンドルバーにクランプを装着した状態で、雲台部を水平にすることも可能。



MZ3装着!
装着したデジカメは、SANYOのDSC-MZ3という機体。
振動しまくりという、使用上、とても厳しい条件になりますので、
できるだけ軽く、壊れてもそれほど惜しくないような機体があれば、
それを使った方がいいと思います。


 ところで、このクランプヘッド、見た目は簡単な構造の物に見えますが、重量は(カタログ値で)400gあります。そして、MZ3本体が200〜300gありますから、システム重量は1kg弱になります。
 ハンドルなら、回転中心軸周辺への装着を考え、大きく横に張り出すような、バランスを崩すような装着の仕方は避けましょう。

 テスト走行は、通勤によく使用する都内幹線道〜野川公園方向で行いました(つーか、結局休日通勤&その前に遠出しただけ ^^;)。
 とりあえず、テスト走行で、何度か走行中に撮影してみて思ったのは、走行中の操作が前提の場合、

 1.片手で操作できるほど扱い慣れているか、もともと操作が簡単
 2.動作が速い

 という機体でないと、片手運転の時間が長くなって危険だ、ということです。
 また、高速走行時はちょっとした事でバランスを崩しやすいので、操作は控えめにした方が良いでしょう。

 [Read more...]以降に、テストで撮影した動画から、何個かクリップ画像を置いておきます。
 実際の動画は、たぶん画面酔いする人にはキツいレベルで、音はクランプが振動するガタガタという音と、風のゴゴゴ〜という音以外、ほとんど入っていません(^^;)。

 なお、動画データは・・・容量が桁外れにデカイので、アップを躊躇してます・・・(どーすんべ、これ ^^;)。
 QuickTimeでMP4に落としても、あまり容量が減らなかった反面、画質はかなり悲しくなっちゃいましたし・・・。

 圧縮率とビットレートを色々いじって、バランスの良い組み合わせがないか模索中です(^^;)。
 (最近はBB環境が結構整ってるとはいえ、許容されるデータ容量って、どれくらいが限度だろ?10MBはアリ?ナシ?20MBは・・・)


野川公園内
野川公園近くの、野川沿いの道。
暖かい日にポタポタ走るにはいい場所だが、地面が土なのがね(^^;)。
(ロード向きチューンの車体では、雨上がりに走るのはきついぞ・・・)



渋滞・・・
都内幹線道を走ると、渋滞の横をパスするつもりが、こんな風に進退窮まることも良くある。
ここで歩道に逃れて前進したら、「コウモリ野郎」と言われるんだよな・・・。
(あるときは車両、ある時は歩行者面をするということで・・・)



こわっ!
ヒヤッとする瞬間。右をパスして行った車が、すぐ目前で左折をはじめる時。
車の運転手さんは、安全を十分に確認している事と思いますが、
こちらは後続車が怖くて急に右に出れないし、そのまま走ると衝突するし、
急ブレーキかけたら前転する可能性があるというわけで、
かなり怖い思いをさせられるケースです。



まがれ〜っ
野川公園内、自転車走行可の遊歩道内を徐行中のクリップですが・・・。
今まで意識していませんでしたが、カーブを曲がる時って、
こんなにハンドルを傾けてるんですね、私・・・。



コレが結構、迷う場所。
首都高インター脇の側道を通る。
首都高の料金所や、幹線道同士の交差点周辺は、
オーバーパスやアンダーパスなどが入り組んだ、複雑な構造である場合が多い。
で、自転車は交通ルールに従って、一番左側の車線となる側道を通っていくと、
目的地とは全然違う場所に運ばれることも良くあるんだな(^^;)。
(交差点の反対側に行きたいのに、横断帯がない、とかね)



夜の幹線道
夜の幹線道沿い。
都内の幹線道とはいえ、夜間の視界は意外に悪い。
リアフラッシュライトがないと、車道を走るのははっきり言って、怖い。
(こんな場所を、無灯火で走る人もいるが、自殺行為だろ・・・)


 こんな感じで、ちょっと動画の一部を抜き出しただけでも、都内の道路を自転車で走る時の雰囲気がお分かりいただけるでしょう。
 ずいぶん危険に見えるかもしれませんが、長らくチャリ乗りをやっている皆様から見ると、東京の道路は、(路線にもよりますが)かなり自転車が走り易くなってきている、というのが実態なんだそうです。

 多くはドライバーの皆様が、ツーキニストの皆様や、メッセンジャーの皆様が道路を走っているのに遭遇することが多くなり、車道の端には自転車がいるぞ、という意識を持って頂けているとともに、かなり大きな要因として、「色々我慢して頂いている」所が大きいと思いますが・・・(私も一応、車を運転する事があるので、自動車や二輪車から見て、車道走行中の自転車が邪魔だって事は、良くわかります ^^;)。
 まあ、そんなわけで・・・こちらもできるだけ邪魔にならないように気をつけますから、少しだけ、御協力をお願いします、というのが正直な気持ちですかね・・・。
20:06:00 | yo-ta | | TrackBacks
Comments
コメントがありません
Add Comments
:

:

トラックバック