Complete text -- "今日は「走」の日っ!"

01 April

今日は「走」の日っ!

 自転車通勤特集を組んでいた自転車雑誌を立ち読みしたら、階段通行時の自転車の運び方として、「サドルの前側の"くちばし"部分を肩にかけたら、意外に安定して楽」という一言がありました。

 本日、実際に試してみたら・・・うわ、確かに楽だ!
 毎回、「ふんむーっ!」という勢いで、メインフレームを肩にかけてた私って・・・(TへT)。

 ただし、その「サドル肩がけ」だと、サドルのレールが肩に食い込むのがちょっと問題かな(^^;)。

 では、なが〜〜〜〜〜い本題に入ります。
 年度末は無事・・・とはあまり思えませんが、とりあえず終了。
 何とか、土日の片方は(^^;)、休みにできるようになりました。

 気がついたら梅はすっごく早くに終わってしまい、今は3月の寒の戻りで平年並みになったサクラが、とてもよい季節です(@関東)。
 しかしまあ、毎年の事とは言え、自然の風景がコロコロと移り変わり、被写体には事欠かないこの時期に、仕事にベタ貼りってのは・・・想像以上にストレスがたまるってもんです。

 これから、「登」に「走」に「写」に出まくるぞ〜!

 っと気合いを入れたところで、まずは手っ取り早く「走!」。
 実は前回の、「ヘトヘトになるまで走るぜっ!」(2/11)の時に、多摩サイを多摩川河口〜府中まで、累積距離で往復する形で走った結果、一日の走行距離が100kmを軽〜く越えていた事が判明(自宅〜多摩川まで、そんなに時間がかからなかったので、数キロ程度かと思っていたら、なんと16kmもあった^^;)。
 しかし、これまでの累積でも、上流側は立川市まで行ってリタイヤしている事が多かったので・・・。

 今日は一気に、羽村堰〜阿蘇神社(多摩サイの、事実上の上流側起点とされる場所)まで走りながら、河川敷のサクラの花を見物してやろうと思い、午前中に自宅を出発して多摩川へ。
 いい天気に恵まれた今日は、暑すぎて、ウインドブレーカー代わりのレインスーツの上着がいらないくらいの、絶好のサイクリング日和でした。

 が・・・そういう日だから、堤防も河川敷も花見客でい〜っぱい(笑)。
 狛江ダートをかわして、調布スロープから多摩サイに乗るも、いきなり桜見物の人の群れに阻まれてしまい・・・。
 稲城大橋あたりでも、再び花見客の群れに行く手を阻まれたかと思えば、府中市郷土の森辺りは、「焼肉村」と称される理由がよーくわかる状況になっていました・・・(今までは、季節が季節だから、バーベキュー客なんていなかったんだよね)。

 それにしても、花見と来たら、つきものなのが
 ワンカップ片手にふらふらとサイクルロード上を歩いているおじさんや、ギャハハと笑いながらビールをサイクルロードに捨てるねーちゃん(あぶねーなあ・・・)とか、とにかく酔っ払いの大騒ぎに辟易しながら、日野市入り。
 ここから先は、未知の世界だ!と気合いを入れたのですが・・・空腹が先に来たので、八高線の鉄橋付近にある休憩所で昼食&アミノバイタルTime。
 この時点で、自宅出発から3時間。あら、意外に近いのね、というのが実感でした。

 そこからさらに遡上すると、中州や堤外地のヤナギが見事な新緑に彩られ始め、ああ、いい季節になったなあ、という思いがしみじみとわき上がってきましたが・・・。
 JR五日市線鉄橋付近の堤防沿いは、「桜祭り」と称した、一大花見大会会場状態。
 堤防の上を、昭和記念公園のトレインバスのような乗り物が走り、あっちこっちで乾杯の音頭・・・。

 さすがに事故が怖いので、降りて押して進みました・・・が、そんな私の脇を高速ですり抜けて行くおっさんローディーが多数・・・。
 ・・・おっさん・・・ここで事故を起こしたら、とんでもない事になるぞ?(自然に、「空気嫁」の一言が脳裏を駆け巡りました・・・)

 五日市線の鉄橋付近で、多摩川河口から50kmの標識を見つけ、「あと4kmしかないのか〜」と、意外に思ったり、ちょっと残念だったり。
 そこからは特に問題もなく、羽村堰に到着・・・と言いたい所ですが、羽村堰周りも花見客でいっぱいで、押し歩き状態でした(^^;)。


羽村堰の桜
というわけで、羽村堰の桜。下は玉川上水。
多摩川自転車道は一応、ここで終わる。
阿蘇神社へは、羽村堰周りの公園の一番奥にある、
玉川上水上の橋を渡った先の階段を登り、
上流すぐ先左に分岐する自転車道を行く。

・・・なので、車体が重い自転車(DH-MTBとか)だと、ここで旅は終了になる。


 その先も、お花見モードの中を走り、最後にちょっとダートを通った後、阿蘇神社の鳥居に到着。
 サドル肩がけで階段を登り、道中、安全に走って来れたお礼と、復路の安全をお祈りしました。


阿蘇神社の社殿前
事実上の多摩サイ上流側起点、阿蘇神社。
サイクリストが多数、参拝に訪れるらしく、
私が休憩している間にも、A-bike乗りの方と、
スペシャのクロス乗りの人が到着し、参拝されていた。


 帰りは・・・長くなったので[Read more]以降にしましょう(^^;)。

 さて、帰り道は、今日の走行でもやはりフロントディレイラーがおかしかったので、直接、購入店である和田サイクルに乗りつけて、見てもらおうと思い、青梅街道方面への道を探しました。

 とりあえず、この辺りは扇状地の地形に沿って放射状に道路が延びているため、場所によってはとてもややこしい事になるわけです。
 とりあえず、地図で道を探ってみると・・・福生市街地を抜けて多摩湖に出て、自転車道沿いに一気に三鷹に出るのが早そうな感じでした。

 というわけで、福生方面に向かったのですが・・・私は帰って地図を見直すまで気付きませんでしたが、どうやら方向を間違えて、拝島付近まで出てしまっていたようです(^^;)。
 そこから、米軍横田基地の脇を抜け、新青梅街道に出るという、とんでもない遠回りから、途中、カブトムシをあしらった車止めのある道(歩行者自転車道)を通って多摩湖へ。

 この頃は、思わぬ遠回りのためか、ゼーゼー息が上がっていましたが、ここからは下り基調だ、と奮い立たせて多摩湖自転車道を下る。
 しかしその先に待っていたのは・・・。

 名物(?)の車止め以上に密集した人、人、人。
 そう、この自転車道の脇にも、あちこちに桜が植えられており、その花の見物に訪れている人で、とんでもない事になっていたのでした・・・。

 圧倒されつつも、何とか先に進んで武蔵境〜三鷹〜吉祥寺〜西荻窪へと進んで、和田サイクルさんでディレイラーを調節してもらいながら、試乗車として入っていた、OXエンジニアリングのGazelle(MTBチューン。新型XTR搭載)を試乗。
 MTB自体が初めてという事もあり、感覚が全然違う事に驚かされましたが、車重はBSモールトンと同等、という事もあり、スリックタイヤなら、何とかそれなりの速度で走れそうな感じです。

 ロードチューンの車体は、もっと軽い走行感で、速いよ、という魅力的な一言を聞いて店を後にし、すっかり暗くなった道を走って自宅に戻りました。
23:47:40 | yo-ta | | TrackBacks
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