20 December

E-300のレビュー記事発見。

　もう、自分でも「回し者」になっている気分ですが（笑）、オリンパスの新型デジタル一眼レフ、E-300のレビュー記事を発見しましたので、紹介します。
　ちなみに、「回し者」といっても、私はオリンパスからは何ももらっていませんし、欲しくもありません（爆）。
　もう素敵な写真生活をもらっているから・・・と書こうとしましたが、キャラ的に、あまりにも自分には似合わないので、やめておきます（既に書いてる気もするが、気にしないように）。

　それはさておき、E-300のレビュー記事。デジカメWatch

　現在発売中のキットレンズ（Zuiko Digital 14-45mm F3.5-5.6）を使用しての評価が主体ですが、もう一つの高品質型（オリンパス語で「プロ用」）の標準域ズーム、Zuiko Digital 14-54mm F2.8-3.5との撮り比べも出ています。
　で、このサイトの結論としては、標準域ズーム対決は、広角端では14-45mmの方がよい、ということのようです。

　が、よくよく見たら、14-45mmは二段絞ってF6.3で撮影。14-54mmも二段絞って・・・とは書いてありますが、実際のF値は出ていません。
　ちなみに、14-54mmのワイド端はF2.8からなので、2段絞ってもF6.3にはならない・・・ですよね？？（詳しい方、教えてください）。
　もしそうだとすると、同じF値での評価ならともかく、違うF値で比較されても・・・という気が・・・（F値の大きい方が、被写界深度が深く、よりシャープに見えるからね・・・F5〜6までくらいなら）。
　ちなみに、望遠端では高品質型の14-54mmの方が良いということで、これもあわせて考えると、レンズの特性的に、14-54mmは望遠側の描写を重視しているだけ、という気もしてきます（広角側で解放絞りを使うことは、あまりないし）。

　まあ、色々言っても、最後は個人の好みの範疇でしょうから、そんなにシビアに考えなくてもよいかもしれません。
　ただし、14-45mmだと、望遠端がF5.6からと暗いのは、使い所が限られるような気がしますけどね・・・。
　（暗いレンズで望遠撮影すると、シャッタースピードが遅くなり、それだけブレやすくなるので）

　なお、このレビュアーさんの記事では、微妙にピンぼけ（ピン甘）写真が多いことがマニア間では有名です。
　今回のE-300は、もともと被写界深度が深い機体だけに、それほど目立たない感じ・・・ですが、一部画像は、よく見るとやってしまっています・・・（泣？笑？）。

　こうなってしまう主な原因は、フォーカスポイントは中心固定で、AFロックせずに構図を決めているから、だと思います。
　よくわかるのが女性のサンプル画像（特に全身像）です。
　セーターの網目と前髪のシャープさ加減を見比べて頂ければ一目瞭然ですが、画像中心である胸元にはピンが合っていますが、顔〜目は微妙にボケています（で、モデルさんのスタイルが「お見事」だと、特に目立つ結果に：苦笑）。

　このあたりは、同じレビュアーさんの、他機種（デジイチ）のレビューを見ていただいても同じ傾向ですから、機械というより、写す人間の特性と考えた方が良いでしょう。
　（なお、引き合いに出した以下の機体は、決して悪い機体ではありません。ていうか、優秀と言ったほうがいい）
　ペンタックス、istDS
　Canon EOS 20D（これは異常にその傾向が目立つ・・・）

　ちなみに、写真が趣味でない皆様にもおわかりいただけると思いますが、人物のポートレート撮影では、特別な効果を狙わない限り、顔、できれば目（睫毛の付け根）にピンを合わせるのが基本です。
　多分、銀塩（フィルム）時代だと、この程度のボケは、印刷製版 or ポジ転写の段階で目立たなくなったと思われます（EOS 20Dの全身像サンプルは、それでも隠せないと思いますが・・・）。
　しかし、デジタル画像だと、皆さん等倍まで拡大して画像荒れがないかチェックするので、こういう、ちょっとしたことが目立ってきたりします。
　マニアは言うことが細かすぎる・・・と思う方も多いかもしれませんが、デジタル一眼レフって、下手すりゃレンズ含め、ン十万単位の買物ですから、そら皆さん、必死ですよ(^^;)。買ったあと、「しまったあぁぁぁ！！」では立ち直れませんから。

　そういえば、私の使用機、E-1のレビューも、同じレビュアーさんでした。
　こちらの方は・・・見事なまでに、ピンぼけだらけのレビューでした（爆）。

　というわけで、過去に掲載されていたE-1のレビュー記事。PC Watch内。

　こちらの記事は、レビュアーさんは、アルバムソフトのサムネール表示（縮小画像）だけで掲載写真を選んだんじゃないのか、と邪推したくなった程です。ここまでピンぼけだらけを掲載するなんて・・・私でもありえない（ピンぼけ画像を撮ってしまうことは多々あるけど、それを掲載するのは避けますよね、普通・・・）。

　まあ、私はこのレビュー内の画像は「見なかった」ことにして、購入に踏み切ったわけですが・・・ピンぼけ量産機ではなかったです＞E-1（ああ良かった・・・ ^^;）。