Complete text -- "百里航空祭の顛末記"

26 September

百里航空祭の顛末記

今日の写真から

アフターバーナーをふかしながら旋回するRF-4E。
なんか気に入った一枚です。

OLYMPUS E-1+Zuiko Digital ED 50-200mm
朝から色々書き込んでいるので、どんな感じであったかは、何となく察していただけるものと思いますが、今回の航空祭の感想は。

・弱り目に崇り目
・泣きっ面に蜂
・傷口にマスタード

という、ネガティブなモノしか浮かんできません。

まず、朝にはまった大渋滞が、この日の最大の「弱り目」だ。
土浦駅を始発(5:47)出発、石岡駅到着が午前6時頃。予定を繰り上げてはじまったシャトルバス輸送の、3台目ほどに乗り込む。
途中までは順調に進むが、基地まで数キロの所で、100m進むのに30分という大渋滞にはまる。このため、オープニングフライトに間に合わなかった・・・。
しかも、余りに進まないので痺れを切らし、途中でバスを降りて徒歩にしたが、1時間歩くうちに、同じシャトルバスを2台、「足」で抜いた。つまり、本当に本当の始発で出た人達でさえも、オープニングに間に合わなかったのだ(実際、始発のシャトルバスは、10時になっても基地に着かなかったらしい)。

一時間歩いた後の9時半ごろ、とりあえず基地の敷地には入れたが、いつもなら滑走路端の連絡路を歩いてエプロンまでいける所が、バス輸送のみにされている。しかも、バス待ちは約一時間。その間に天気は土砂降りに。
どこまでも、運がない。

やがて滑走路端の連絡路の歩行通過が解禁されたので、歩く歩く歩く・・・。30分以上かけて、反対側のエプロン地区へ(広いんだって、この基地は)。

そして、雨のため、ブルーインパルスは飛行中止。50周年記念の目玉である米空軍アクロフライトチーム、サンダーバーズも、飛行中止に。
今回の、大渋滞のもとになった駐車場の縮小や、基地内バス輸送などは、サンダーバーズの飛行規定に沿ったものだったのだが、結局飛行は中止になり、何のために色々、制限を受けたのかわからなくなった。
(滑走路端を歩いて通過できるようになった時点で、これは中止か、という声があがっていた。編隊飛行は有視界で行うものだから、雲が多い日は僚機との衝突の可能性もあって、危険すぎてできないのだ)

雨の中、レインスーツ装備でいたものの、体が冷えきってしまったので、午後、早々に帰ろうとすると、13時にバス待ちの列に並んだのに、乗れたのは15時・・・。
最後の方は、もうどうにでもなれ!と開き直っていた。

唯一良かったのは、アクロチームAIRockのロック岩崎氏が、最後の最後に飛んでくれたことかな。
遠くから、高高度演技しか見れなかったものの、あれさえなかったら、何しに行ったのか、全くわからない一日になる所だった。

なお、私がバスに乗った15時頃、まだたくさんの車が基地に向かって並んでいた。その人達の多くは、午前中から渋滞の中だったそうだ。
さすがにマイカーの皆様は、車を放棄できないもんな・・・。

とりあえず、皆さん、お疲れ様でした。
21:54:05 | yo-ta | | TrackBacks
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