Complete text -- "樹種訂正!エゴノキでなく、ハクウンボク。"

23 May

樹種訂正!エゴノキでなく、ハクウンボク。

 昨日、「表」のColumnのコーナーで、「奥多摩湖周辺ではエゴノキの花が満開で・・・」という感じの文章を書きました。
 どうやら、それは間違いだったようで、昨日私が見た白い花は、エゴノキではなく、「ハクウンボク」だったようです。

 エゴノキとハクウンボクは、同じエゴノキ科に属する樹木で、花の形はよく似ています。
 しかし、エゴノキは枝の下に花がぶら下がるのに対し、ハクウンボクは枝先に花房が垂れ下がる事が違っており、それをもとに考えると、私が見ていた木は後者のハクウンボクの方でした。

 ちなみに、ハクウンボクの名の由来は、この房状の花が「白雲」に似ているためといわれているそうで、そのためか社寺林の樹木として姿を見ることが多いそうです。
 エゴノキの方は、実に有毒物質(サポニン)を含んでいて、味が「えぐい」事からこの名がついたとか・・・。
 う〜ん、味わいたくない(^^;)。
 (とある情報では、味がえぐいのは実の皮だけで、ヤマガラなんかはうまくこの皮だけ残して食べているとか・・・)

 なお、ハクウンボク、エゴノキともに、花期は非常に短かいそうで、来週には昨日満開の木は、もう花を落とし気味になるそうです。
 ヤマツツジは逃したものの、ハクウンボクにはベストのシーズンに訪れていたようです。
 (って、それを知ってたら、もっと気合入れて花も撮ったのに・・・)

ハクウンボクの蕾。花房はこんな感じです。
開花前のハクウンボクの花房
 なんだか面白い形だったので、思わず撮ってしまいました(^^;)。
 来週は、この木が満開になっている・・・か、散りはじめになっているか、という所でしょう。
22:15:00 | yo-ta | | TrackBacks
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