Complete text -- "エアリア更新!"

31 May

エアリア更新!

 3年ほど使っている昭文社の登山地図、通称エアリアの奥多摩エリアを、いい加減、更新する事にしました。
 このエアリア、マメな人は毎年更新しているらしいですが、あまり大きな変更がなければ5年以上使っているという人もいて、ハイカーにもいろんな人がいるものだと思わされます。

 激しい人の中には、シーズン中、2回も買い直したという話を聞いた事がありますが、その理由が2回ともフォーストビバークで火を起こすのに使ったから・・・というのにはぶっ飛びました(エアリアを買う前に、山スタイルを考え直した方がよいのでは?)。

 さて、せっかく更新したので、新旧のエアリアを見比べて、変更されている点を調べてみました。

 まず最初に目に付いたのは、石尾根で三ノ木戸山付近から三ノ木戸林道終点に下りてゆく道が、「迷」マークはそのままに、実線(一般登山道)から破線(不明瞭な道)になった事です。
 以前、この道を下山に使ったとき、あちこちに仕事道の分岐があり、そのうちの何箇所かは、周辺で伐採作業が継続中のためか登山道並に使い込まれていて、2回ほど変な方向に導かれた事を覚えています(登り返すのが大変だった)。
 なるほど、あの道筋は破線になりましたか、納得。

 その他、げっ!と思った所では、石尾根沿いにあった「お花畑」の表示が消えてしまい、かわりに七ツ石山〜小雲取山間には「マルバダケブキ」の文字が・・・。
 ああ、ついに石尾根は「シカまたぎ」しか生えないと、正式に認められてしまったのね、と、これはちょっと悲しくなる修正です。
 ちなみに、マルバダケブキはアクが強すぎてとても不味い(微弱な毒性物質を持つ)植物で、数が増えすぎて食糧難が深刻な奥多摩のシカも、無視して南下したといういわく付きの植物です(ゆえに「シカまたぎ」と呼ばれる)。

 それから細かな所では、長沢背稜の「ヤケトノ頭」が正式表記に直っていたり(過去版では「ヤケノ頭」になっていた)、蕎麦粒山に鳥屋戸尾根を直登するルートが乗ったなどのマイナーチェンジがされているようです。
 あとは、「水と緑のふれあい館」が表記されるようになったり、天祖山の雨量観測計や「ナギ谷ノ頭」が地名として追加されたとか・・・。

 それにしても。
 こんなにたくさんの変更を知らずに、この山域に足を踏み込んでいた私って。

 やっぱ無謀ですか?
21:45:00 | yo-ta | | TrackBacks
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