Complete text -- "『出ると雨』って・・・"

03 June

『出ると雨』って・・・

 今週は、月曜と金曜に外に出る仕事があったのですが。
 狙ったように、両日、雨でした。

 まあ、今日は正確には早朝まで雨だった、という結果ですが、その後、深い薮こぎがあったので、濡れたアズマネザサの中をガサガサと歩き回ったおかげで、全身ずぶ濡れの泥だらけになり・・・。

 おかげで、今年もすっかり『出ると雨男』が板についてきています(泣)。
 『出ると負け軍師(※)』みたいで嫌だ・・・。

(※)『出ると負け軍師』
 長くなったので、興味のある方は[more...]以降でどうぞ(^^;)。
 『出ると負け軍師』は、性懲りもなく、三国志ネタです(^^;)。
 軍師と言えば、君主を戦争で勝利に導くために、様々な献策をしたり、謀略を巡らせたりする人物ですが、三国志の物語の中には、それが見事なまでにパーフェクトに外れているため、『出ると負け軍師』と呼ばれている人がいます。
 それが、一時は曹操を凌ぐ一大勢力を築いた袁紹という人物の陣営にいた、郭図(かくと。字は公則)という人です。

 とにかく、この人の献策は見事に外れることが多く、曹操と袁紹の最終決戦と言ってもいい「官渡の戦い」では、食料庫を奇襲されたのに、支援を主張する諸将をさしおいて曹操軍本陣攻撃を強行して失敗。
 失敗は仕方ないとして、失敗した責任を最前線の将軍に押し付けた上、その将軍達に「お前らが悪いと報告しといたから!」という使者まで送ったものだから、最前線からは離反者が続出しました(まあ、処刑されに帰ろうとは誰も思わんよな・・・)。
 結局、メシもなければ味方も信用できない状態になった袁紹軍は、5倍の兵力をいかせず大惨敗。郭図の献策や謀略は、見事に味方の崩壊に寄与しました(爆)。

 で、敗戦して帰国後も、「やっぱり、あいつの言うことを聞いたら負けたじゃないか!」と言った別の軍師を讒言によって袁紹に処刑させたりと、味方の足を引っ張ることばかりしていました。をいをい・・・。

 なお、「官渡の戦い」で郭図の讒言にあって曹操軍に寝返った張コウ[合β]は、その後曹操軍内でメキメキと力をつけ、諸葛亮の第一次北伐に対抗するために魏軍の総司令官として参戦。
 見事に街亭で馬謖を破り、蜀軍を全面撤退させるという大殊勲をあげていたりします。
 おいおい、勿体ない人物を敵にホイッと渡しちゃったもんだな>出ると負け軍師。
21:51:00 | yo-ta | | TrackBacks
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