Complete text -- "スター・ウォーズ エピソード3 ーシスの復讐ーを鑑賞"

16 July

スター・ウォーズ エピソード3 ーシスの復讐ーを鑑賞

【「鬼論文試験」対策中に、私が頂いた名(迷)言集 その7】

 「足掻けるだけ足掻きなさい。少しは役に立ちます」

 「少し」だけですか・・・。

 いやあ、「論文」に、採点役を買って出てくださった上司の合格点がなかなか出ません・・・。
 その人は、「その筋」では有名人で、資格取得対策の書籍も出しているので、言うことに間違いはないと思いますが・・・厳しいなぁ・・・。

 さて、本題です。今日は長文になりますので、お覚悟!
 とにかく、今日も今日とて『論文』な日だったのですが、けっこー偉い皆様が雁首つきあわせた会議が(休日なのに)あったようで、正午くらいにはかなりの数の「上司」があれこれ言いながら昼食に出て行きました。

 で、そんな時にいつまでも『論文』やっていると、会議で色々あった腹いせもこめた『名(迷)言集』ネタが増えるだけなので、午後にさっさと切り上げて、買い物がてら、新宿へ。
 買い物を済ませて、せっかくなので映画でも見て帰るか、と思って映画館を見てみると、ちょうどいい時間に「宇宙戦争」と「エピソード3」がありました。

 どっちもこの夏の注目作品ですが、「ハズレ」評判が多い「宇宙戦争」は避けて、「エピソード3」を鑑賞することにしました。
 しかし、結構大きな劇場だったのに、整理券配って入場させた上に、立ち見まで出ているような状態でした。
 私は、前後方向では真ん中辺りですが、見事に壁際に何とか席を確保して鑑賞できたような状態です。一人で行動していなかったら、席取りに苦労したことでしょう。

 では、例によって、あらすじに続いて、ネタバレなしの感想。[more...]以降には、ネタバレありの感想です。

あらすじ
 共和国と分離主義者の間の戦いは、混戦の様相を呈していた。
 (エピソード2で)戦果を上げて、晴れてジェダイの称号を授かったアナキンは、師匠であり、親友でもあり、戦友でもあるオビ=ワンとともに転戦の日々を送っていた。
 ある日、ふとした心の隙をつかれ、アナキンはダークサイドに見入られ、ダーズ・ベイダーとなる。

 っと、これじゃ粗筋にもなってないか?
 しかし、余り書くと、伏線バレになるので勘弁してください。皆さん、さすがにオチはご存知でしょうけど、伏線はね(^^;)。
 ・・・まあ、某情報誌(ぴあとは言わんが)は、思いっきり、伏線をばらしてくれていましたが・・・(編集部に重質量プロトン魚雷を撃ち込みたい気分です)。

感想(ネタバレなし)

 やっぱり凄いです!
 「スター・ウォーズ」サーガの最終作と(公式には)いうだけあって、映像に込められた情報量が物凄くて、ちょっとしたシーンでも、背景で物凄い数のスターシップが飛んでいたり、結構懐かしいクリーチャーが歩いていたり。
 それに、相変わらず、まじめに凸凹コンビなアナキンとオビ=ワンに、今回は結構見せ場が多いR2-D2に、余り目立たなかったC-3POに、さすがに凄いマスター・ヨーダ。
 ちょっと話の展開は唐突に過ぎる気がしましたが、とりあえず、このシリーズのファンなら必見でしょう。
 私のような、とりあえずこれまでの全作を見ただけ、という程度のライトなファンでも、かなり楽しめた作品であることは間違いありません。

 それにしても、この作品のオチは誰もが知っているとおりなので、伏線が命であって、それに触れられないのが辛い。
 色々ありましたが、最後はきれいにエピソード4、つまり旧三部作に繋がる終わり方でした。

 では、ネタバレなしの感想の最後に、これからこの作品を見ると言う皆様にアドバイス。

 劇場販売のプログラムは、ネタバレだらけだ!

 映画が終わるまで、読んではいけない!!!

 では、[more...]以降には「ネタバレあり」を書きましょう。
 それではここから先は、ネタバレありになります。
 まだ映画を見ておらず、ネタバレを見たくない皆様は、すぐに右上の[Home]からトップに飛ぶか、ブラウザの戻るを押してください。

 では、ネタバレあり編、いきます。

 隣で見ていたカップルが、「アレ、名前、何て言ったっけ?」と言っていたキャラがジャー・ジャー・ビンクス(懐かしいな(^^;)。エピソード1では大活躍?していたキャラ)だったという事はさておき。
 グリーバス将軍は、戦闘型義体の何たるかを攻殻機動隊の草薙少佐に小一時間ばかり講義してもらえ、という点もさておき。

 「お祭りムービー」としての華やかさでは、文句なしに素晴らしい作品で、その方面での満足度は99.9%です(残る0.1%は、ジャー・ジャー・ビンクスは結局捨てキャラかい!という点で)。
 しかし、ストーリー展開には、個人的には煮え切らない点が多く、満足度60%という所でしょうか。
 アナキン、お前、その程度でダークサイドに堕ちるなら、悪徳商法にも落ちるぞ!
 話の展開から考えたら、お前がダークサイドに堕ちなきゃ助かっただろ!パドメは!
 (そういう意味で考えたら、マスター・ヨーダの忠告は、思いっきり正しかったんですな)

 と、この辺からベタにネタバレいきますので、皆様ご注意!
 見たくないなら、「戻る」!「戻る」!

 とりあえず、「パルパティーン=ダース・シディアス」って線が、最初からわかり切った状態なのが、あまりいただけませんでしたな〜。
 アレがもうちょっと謎めかしてあれば、後半の唐突さも、多少は多めに見れたかもしれません(アレでダークサイドに堕ちたのでは、アナキンがあまりにアホに見えます)。
 いかな、パドメの死を恐れていたとはいえ、あんなに簡単にシスのパダワンになるとは・・・。息子と娘が銀河レベルで苦労するわけだよ・・・。

 とはいえ、そういう単純な所(好意的解釈で、善なる部分を残したまま、傀儡となった)があったからこそ、最後(エピソード6、ジェダイの帰還)で苦しむ息子を目にして、あっさりダークサイドから戻ったのかもしれませんけどね。

 さてさて、それにしてもダース・ベイダーになることがわかり切っているアナキンですが。
 わかり切っているからと言って、そこまでやるか、というのが正直な感想です。
 最後には義体化率、上がる上がる(^^;)。ちょっとは手加減しろよ、オビ=ワンと言いたくなる所もあったりします。

 あとは、ジェダイの皆様。背中からとはいえ、ちょっと簡単にやられ過ぎのような・・・。
 唯一、頑張ったのは元老院のオーガナ議員を守って倒れたジェダイ(プログラムを見たら、ゼット・ジュカッサというらしい)。
 (エピソード4以降の)レイア姫の養父を守ったという、後の銀河の歴史を大きく左右する、大健闘でした(多分、共和国の公式記録には残っていないと思うけどね・・・)。

 とまあ、まだまだ色々あって、全然書き足りませんが、リピーターが出るほどの人気作品になった理由もよくわかります。
 まだまだ、見落としている伏線がありそうな気がしますし、もう一度、あのセリフを聞いたら、違う意味になりそうな物も沢山ありますし・・・。

 もし、暇があったらリピートを考えてもいいかも。
 そう考えさせられる作品でした。

 でも、ジャー・ジャー・ビンクスが2秒ほどしか出てないのは、やっぱ不満だわ(しつこい)。
 チューバッカを出したくらいなんだから、もっと前に出ても良かったんではないかね。

 それにしても、この世界では「将軍」は切り込み隊長のことを指すらしいです(大爆)。
 もっと自重しろよ、司令官(^^;)。

 それから、パドメのスターシップは、前進翼だと思いましたが(^^;)。
 想定とは逆の方向に飛び出したので、思いっきりびっくりしましたがね(バランス大丈夫か?あれ)。
23:17:35 | yo-ta | | TrackBacks
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