Archive for February 2005

27 February

コメントスパムが来ていやがりました。

 どーやら、過去のコメント投稿に英文(もどき)を入れたのがまずかったようですが、巷で噂のコメントスパムの投稿がありました。

 ったく、この忙しい時期に、休日出勤中に、会社の機材で延々削除させんなっつーの!>猿野郎!

 というわけで、早速IP指定でアク禁しました・・・。
 はあ、やれやれ。
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コメントスパマー

 さて、自宅に帰って、色々やってる所です。
 ※話が前後するとアレなので、予定調和で過去さかのぼり更新で、文章の順番を整えました。

 今回、コメントスパムを送ってきた相手ですが、IPをたどったら、やっぱり北米に辿り着きました。
 どうやら、過去のコメントにあった、日本語(ジャパニーズ)の略記形態(アルファベットでジェイ、エー、ピー)を、日本人に対する蔑称として使って検索ヒットした場所に、シージーアイを使って書き込んだようです。
 (追跡と痕跡検索が結構面倒だったぞよ?)

 ふざけたことを、ふざけた思考でやってくれたもんだなあ。
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26 February

山で出会った動物(哺乳類)の記録 Part 6 ニホンザル

 ニホンザルに出会ったのは、「奥多摩むかしみち」の途中。
 水根集落から中山集落に向かう、崖沿いの山道でした。

 春の新緑の撮影のためにそこを歩いていると、頭上から突然、「ギャギャギャ」という声が響き、周囲の木々が派手に揺れました。
 うわ!何だ!と思って見上げると、数匹のニホンザルが慌てて逃げてゆく姿が見られました。
 こんな場所まで下りてくるのか、とちょっとびっくりしましたが、そこは落葉広葉樹の多い場所だけに、餌が豊富にある場所だったのかもしれません。

 あと、ニホンザルは、日原川流域で、崖から転落したのか、岩場に死骸が引っ掛かっているのを見かけました。
 サルも木から落ちる・・・というわけでもないでしょうが、山に精通しているはずの彼らでも、事故を起こして死んでしまうんだ、と思うと、彼らの何分の一か、という程度の生命力しか持っていない「ヒト」という軟弱な動物である私は、遭難事故を起こさないように十分、注意しないといけないんだな、と思わされたりしました。

 そういえば、ニホンザルといえば、違う意味での「日光猿軍団」には、会いたくありませんね。
 奴ら、ヒトのザックを勝手に開いて、中身を持って行きやがるからなぁ・・・。

 ・・・ええと、今週は超忙しいので、ショートバージョンでした・・・。
22:27:00 | yo-ta | | TrackBacks

21 February

屋久島で遭難事故増加。凍死も。

 “南国イメージ”で油断? 屋久島登山で事故増加(ニュース速報のため、2〜3日で飛べなくなります)

 これ、個人的に、すごく気になるニュースです。

 気になるのは、南国の屋久島で凍死・・・という部分ではありません。
 条件が悪い時は、真夏の平地でも凍死(疲労凍死)は起きますから、冬の屋久島で凍死しても、おかしい話ではありません。
 まあ、とにかく、私が気になるのは、何故、この時期に屋久島くらい北方の島に、南国を求めるのか、という部分です。

 屋久島は日本列島では南の方にある島とはいえ、全地球測位系で見れば、相当北方になります。
 そんな場所ですから、アメダスの観測結果を参照すれば、屋久島も、冬には平野部の気温が10℃以下まで落ちることがある場所だとわかります。
 これは、都心部を歩く人が、寒ッ!っと襟を立てる日と大差ありませんよね。

 さらに、屋久島で主に登山対象となる宮之浦岳は2,000mに手が届きそうな標高(1,936m)です。
 2,000mといえば、夏でも当たり前に凍死(疲労凍死)が発生する高度ですから、冬にこんな高さまで上がるなら、南国だろうが油断できない、と、普通の登山者やハイカーなら考えると思いますが・・・何故、そんなに事故が多発するのやら?

 山の世界では常識とされる内容ですが、標高を100m上げれば気温は約0.6℃下がり、さらに体感気温は風速が1m上がるごとに1℃ずつ下がります。
 ちなみに、この風速と体感気温の関係は、服が乾燥した状態での話であり、服が汗などで濡れていたら、さらに悲惨な結果(さらに1〜2℃の体感温度低下)が待っています。

 しかも、今は冬。
 下界で気温10℃の時、単純計算でも2,000mの気温は-2℃。
 で、アメダスデータでは、屋久島では下界でも風速2〜3m程度は当たり前のように吹いていますから、山上条件を考慮すれば風速はさらに倍〜3倍にも強くなり、体感気温は-10℃以下まで落ちることも考えられます。

 さて、これが南国装備で対応可能な環境といえるでしょうか?
 アメダスの観測データを探っていくと、-10℃という気温は、平野部なら東北地方北部まで北上しないといけない気温(しかも、それでも早朝などの最も気温が下がる時間帯が、やっとこうなる)と同等です。
 また、ここまで気温が下がる場所ではかなりの積雪も考えられますから、実際に行動する場合は制限要素が多くなることは、ちょっと考えれば想像できます(※)。
 決して油断できない場所であることは、机上理論だけでも十分理解いただけると思います。

 私も、特に秋口に奥多摩の1,000m峰でよく経験しますが、下界は夏日に届きそうな陽気でも、山の上では10℃もない、という極端な気温差は、山の中では当たり前にあることです。
 冬の奥多摩は、低山とはいえ1,000m以上の場所は積雪はメートル単位に達し、気温は氷点下二桁になることもあり、凍傷の症状を訴える登山者もいると聞きます。

 低山だから、とか、(日本国内基準で)南国だから、という漠然としたイメージで判断するのではなく、行先地域の気象条件を把握し、さらにそれをベースに目的地の状況を推測して計画を立てることは、「自分の身を守る上で」基本中の基本だと私は思います。
 気象情報は、アメダスで気温と風向風速をチェックするだけでも全然違うと思います(アメダスデータは気象庁ホームページで参照可能)。
 (ていうか、その山の季節ごとの対処については、普通、山のガイドブックに載ってますけどね・・・)

(※)積雪があると、行動が制限される。
 雪国生まれなのでよく経験していますが、普通に歩ける積雪深は、足首までが限界です。
 足が膝まで雪に潜ると、それを引き抜くのも一苦労ですし、歩行速度は無雪状態の半分以下に落ちます。
 ちなみに、そういう場所で本当に「はまる」と、下半身がロックされて身動きがとれなくなり、何とかしようともがくと、さらに「どつぼ」にはまることが良くありました(数人がかりで引き抜いてもらったり、「アザラシ」で脱出したこともあったっけ・・・)。
23:14:00 | yo-ta | | TrackBacks

16 February

揺れましたねえ・・・

 いまさらですが、今朝(16日、AM4:46)の地震の話です。

 何といっても、今回、東京都内は震度4(計測震度準拠)。結構、すごい揺れを感じました。
 しかも、揺れの持続時間は、体感で1〜2分はあったように思います。いや〜、これが長いったら。
 今回はさすがに、朝一番やランチの話題は、地震多発圏の関東でも「今朝の地震、すごかったな!」だった皆様も多かったと思います。

 とりあえず、今朝。
 私は突然、まだ暗いうちにパッチリと目が覚めましたが、目覚めた理由もわからず、布団の中でぼ〜っとしていました。
 すると、部屋がカタカタ揺れはじめましたが、この時は体感で震度1〜2程度だったため、「ああ〜地震か。P波で目が覚めて、今、S波が来たか」なんて脳天気に考えていたら・・・。

 真・S波到来。

 ズン、という地鳴りとともに壁がミシミシ言い、何かが壁にぶつかるゴンゴンという音が聞こえます。
 おい!なんだよ!さっきのコトコトがP波で、これがS波かよ!と思いながら、いつもイメージしているとおり、就寝時落下物防御姿勢(うつ伏せになって、頭を枕でカバー)を取ります。
 右隣の部屋からは、何かが床にぶちまけられるドサドサという音が聞こえ、左隣の部屋ではキッチンで皿が割れる音がして、住人の女の子が悲鳴をあげるのも聞こえました。

 そんな揺れが、体感で1〜2分ほど持続。
 揺れが収まると、左右の部屋(両方とも学生)は携帯で友達と「すげー!」「こわかったぁ!」などと話し始めた(未明で外が静かだから、さすがに良く聞こえた)ので無事と分かり、私はテレビのスイッチを入れ、多少、ボリュームを上げて、控え目に無事をアピール(笑)。

 その時、発表されていた震度は3。
 はぁ?そんな程度の揺れじゃなかったぞ?と思いながらも、震度3だったかぁ、と拍子抜けして(?)二度寝。
 今度はいつもどおりの時間に起きると、震度が4に修正されていて、うん、体感どおり、と妙に納得。

 そして通勤時間になると。
 電車が普段の倍の大混雑・・・。
 どーやら、並列している路線が止まってたようで、代行輸送なんかが行われている様子でした。

 しかし・・・それでも、昼前には完全に日常に戻るんですから。
 よくよく考えたら、たくましいですよね、日本人って。
23:22:00 | yo-ta | | TrackBacks