Archive for 31 August 2005

31 August

ちょっとヤバいんでない?違う意味での2007年問題。

 さ〜て、夏休みは今日までですね。

 学生諸君、宿題やったか〜!

 まあ、しかし、9月頭は先生も休みボケしているから、1週間逃げきれば、なかったことにできるかもよ。
 (と、いい加減な事を言ってみる・・・)

 それにしても・・・明日から、朝の混雑はまた一段階、厳しくなる訳だな・・・。

 では本題です。
 民間企業では現在、「2007年問題」が大きな課題になっています。
 つまり、2007年には、現在の企業の中核を支えている団塊の世代が一挙に定年退職を迎える時期が来るため、人材の空洞化から企業体力が急激に脆弱化する恐れがある、というあの問題ですね。

 ところが、ウチの会社では、あまりおおっぴらに書くと怒られそうですが、違う意味での「2007年問題」があります。

 それは、今のまま、2007年になったら、社員のほとんど全員が30代以上になってしまうことです(大爆)。
 おいおい、これはいくら何でも、極端すぎる人員構成だろ!

 ここ数年間、新卒をほとんど採用せず、若干名採用した新卒生は変な部署(社員観点)に押し込んで、上司の世話役(半分パシリ)みたいな役回りをやらされる事が多かったため、ほとんどが2〜3年で辞めてしまった結果、こういう状態に陥っています。

 しかし、その状況を知ってか知らずか、今年も採用は若干名の予定だとか・・・。
 加えて、先々月末、今月末(つまり今日)付けで、また若手が数人、辞めていきましたが、これって「逃げ出すネズミ」じゃないよな・・・おい。

22:44:00 | yo-ta | | TrackBacks

夏休みの宿題の事を書いたら、思い出したぞ!

 そういえば、夏休みの宿題のことで思い出した、というわけで書いておきます。
 私は中学か高校の頃に、太宰かぶれな国語教師に、夏休みの宿題の読書感想文を書き直させられたことがあります。

 理由は、課題図書「人間失格」を読んで、「主人公を自分に置き換えて、これだけ悪い人間は死んでもいいよね、と、作者自身の自殺を正当化するために書いたようで、とても不快だった」という意味の内容を書いたことです(私は今でも、あれはそういう作品だと思ってます)。
 それが気に入らなかったらしく、件の教師に呼び出され、「太宰先生に意見するとは、テメーは何さまだゴラー!」と、手抜き教師御用達アイテムである文部省(当時)の赤本(注1)の背で頭をゴツンとやられ、書き直しをさせられたわけですね。

 しかし、自分の正直な感想を書いた感想文が書き直しって、どーゆーことやねん!という思いは拭えず、腹いせに巻末の解説(通常、親作者的観点で書かれてますよね?)を丸写しして再提出しました(それが、やたらとほめられた。「お前はやればできるやつだ」とか何とか。アホか!)。

 まあしかし、ずいぶん「ハズレ」な教師に当たったものだと、いまだに思います。

(注1)
 赤本といっても、受験生必須アイテムのあの赤本ではなく、「教師の皆さんは、この教科書で授業をするなら、こういうポイントをおさえて授業しなさいね〜」ということが、文部省(当時)観点で朱書してあった本のこと。正しくは教員用指導書と言うらしい(今もあるのかな?)。
 この教師は、マジで赤本の内容べったりの授業しかやらなかった(注2)ので、陰では「赤本先生」と馬鹿にされていた(もちろん、某通信教育の「赤ペン先生」の"もじり"であることは言うまでもない)。

(注2)
中間・期末のテストまでもが赤本(クラスで金を出し合って買った物)の中にあったテストの出題例通りだったのには、あまりに「マニュアルに頼りきり」な姿勢に、クラスメイト一同、笑いを通り越して呆れた。
 特に、古文や漢文の読み下し文で、赤本の模範解答から少し違うだけ(「〜した所、」を「〜したところ、」に変えた程度)で×をつけ、生徒の反論にも「答えはそれで決まりなんだ」と耳を貸さなかったことが決定打になって、その教師の授業は誰も真面目に受けなくなった。
 ここを読んでいる教員の皆様もご注意あれ。最近の生徒(特に親が教員という生徒がいる場合)は、こういうカラクリをちゃんと見抜いてますぞ?
22:43:00 | yo-ta | | TrackBacks