Complete text -- "東京都内は現在、カラスの造巣期。"

31 March

東京都内は現在、カラスの造巣期。

 気付いたら、スギ花粉はどこかに行ってしまったようなので、12月以来、久々にマスクを外して直接外気を吸うことにしました(12〜2月中旬は、もらい風邪防止。2月中旬〜今までは、花粉対策)。

 久々に外気に触れてみると・・・唇や頬が乾いてバキバキになるわ、喉や鼻がガラガラするわで、顔面&呼吸器が大変なことになったんですが(-"-;)。
 単なる気休め程度に考えていましたが、あんな不織布一枚程度でも、かなりのガード効果があるものなんですね(^^;)。

 では本題です。
 東京では例年より早く、ソメイヨシノが淡いピンクに染め上げられたと思っていたら。
 近所のケヤキ並木の枝先が、一気に黄緑色に染まり始めました。

 毎年思いますが、この季節は一日違うだけで、周囲の風景が全然違う印象になっていくのが面白い反面、多忙期で動けない期間が長いのが残念で仕方がありません。
 ついでに、またも冬将軍が牽制のために殿軍を転進させたようで、木枯し復活の寒い日が続いているのは・・・(いい加減、退け!)。

 ま、それはさておき、とにかく一日違えば木々の色が全然違う色になっているこの季節。
 通勤中に、そんな頭上の色の移り変わりを見上げていると・・・。

 街路樹のケヤキの樹冠でカラス(ハシブトガラス)が一羽、しきりに嘴で小枝を折ろうと必死になっている姿があったので、「・・・まさか」と思って周囲を見回してみたら・・・
 やはり見つけてしまいました、これ・・・。


カラスの巣
カラスの巣
針金ハンガーで骨格を作り、その間に枯枝を差し込んで巣の形を作っている。
東京で見かけるカラスの巣には、必ずといって良いほど、
人工物(針金ハンガーやナイロン紐など)が使われている。

透かしてみると・・・
この季節は、まだケヤキの葉が繁っていないので、逆光で見ると良く目立つ。


 私が見た、カラスが「小枝を折ろうとする姿」は、接近するヒトの頭上から枝を落として、「ここに近付くな!」と威嚇しようとしている姿です。
 ・・・ということは、この巣は今年作った巣で、ここで「繁殖」する気満々、ってことですね(^^;)。

 まあ、しかし、裏に回ったらこの木には、「注意、カラスの巣あり。近日撤去予定」という張り紙がつけられていたので、今後の運命は推して知るべしな状況です(爆)。
 ちなみに、私は昨年もほぼ同じ場所(道路の反対側の街路樹上)でカラスの巣を見つけており、今年の巣は去年同様、道路(4車線の幹線国道)の車道上に張り出した枝の上にあるという、ちょっと危険な状況になっています。
 巣材の針金ハンガーや枝が路面に落ちたら、車に傷がつくだけでなく、車に踏まれて跳ね回ったりすると大変危険ですし、駅に近いので歩行者が多く、今後、カラスとヒトとの接触トラブルも多くなりそうですから、この巣は撤去されても当然、というところでしょう(やっぱヒトの安全が優先ですわ)。

 それにしても、こんな物好きな場所に巣を構えるのは・・・やっぱり去年と同じペアか?(^^;)
 いい加減、ここで営巣するのは諦めてほしいものですが・・・(毎年、撤去されるだけだって)。

 なお、この場所の近くには、ここ以外にも神社にある超巨大なケヤキの木(7階建てのマンションより高い)の上と、公園のシンボルツリーになっている、これまた大木のケヤキ(樹高10m程度。しかし、これは関東では普通レベル)の上に、カラスの巣があります(使用ペアは、それぞれ別の模様)。

 んで、そのうち一箇所は、私の通勤経路に「もろ被り」ですが、どうやら、まだ何の対策もされてなさそうなのがちょっと怖いところでして・・・。
 このまま育雛期になったら、何回、親鳥の「後頭部キック」を喰らうかな・・・?

 というわけで、どうやら今年もカラス対策を復習しておく必要がありそうです。
23:59:00 | yo-ta | | TrackBacks
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